とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

1日経つ話

先日夜、夕飯と翌日の弁当を作っていると旦那が帰ってきた

 

自称「鼻の利く」旦那がキッチンでクンカクンカしだして最終的にわたしのアタマを嗅ぎにきた

 

なので「フローラルなニオイ?」と聞いたところこう言われた

 

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1日経ったーラル

 

 

不名誉だ

 

 

だからというわけでもないが寝室にいいニオイのものを置いている

なにかゼラニウムとかのいいニオイのするやーつ

これに棒を刺して使う

インテリアフレグランスオイル・グリーン 60ml | 無印良品ネットストア

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ゼラニウムって前に使ってて気に入ってたハンドクリームにも入ってた

 

どんな植物なのだろう 

デミオに乗った話

都内だけど割と田舎に住んでいるのにクルマをもっていない我々

 

クルマあったら便利だけど毎日乗るわけでもないし、安いものでもないので懸案事項となっていた

 

 

そんな折、先日思い立って旦那と一緒にカーシェアリングの会員登録をしてやった

受付をしてくれたタイ●ズのお兄ちゃんは欧米人みたいな顔をした日本人で、マニュアル通りの時は如才ないシュッとした慇懃な対応だったが、「何かご不明点やご質問はございますか」と言うので「今日の今日とかで予約取れますかねぇ?」と聞いたところ急に学生みたいになっちゃって「そぉぉぉっすねぇー!最近全国的にめっちゃ会員様が増えてるのでなかなか予約できない地域も多いみたいなんすよねぇー!」とか言っちゃって噴いた。

若いのう。

 

で試しにアプリで予約状況を確認してみたところ、最寄り駅そばのタ●ムズでアッサリ借りられたので、とりあえず2時間予約。

指定した時間にタイム●に行き、カードをリーダーにかざすとドアが解錠される。

ダッシュボードにカギが隠されておりそれを取り出してエンジンをかけ…

 

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カギが入らない

 

 

なんかカギの方があきらかにずんぐりむっくりしている

 

想定外の事態に弱いタイプなのですぐヘルプセンターみたいなとこに電話をかける私

 

ヘルプセンターにつながった瞬間くらいに旦那が「キーホルダーの中に別のカギがっ!!!」と世紀の発見

 

 

ヘルプセンターと話し始めてしまってた私は、「カギが合わないみたいで困ってて〜。え、キーホルダーの中ですか?あー!わかりましたー!ありがとうございます!」とかいって、言われてはじめて気付きましたみたいな無駄な演技をして電話を切りました。

 

まあその後は途中でゲリラ豪雨に遭って初心者とペーパードライバーというションボリメンツの我々は死を覚悟したりしたものの全体として順調に楽しくドライブをして時間ギリギリに返却できた。

 

楽しかったし便利なので、運転の練習を兼ねてちょいちょい使っていこうと思います。

 

今回はマツダデミオでした。

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夏への扉事件

先日ある小さな事件が起きた

 

 

 

要件1.昔から気に入っている本がある 

夏への扉[新訳版]

夏への扉[新訳版]

 

 「夏への扉」という海外のSFなのだが、SFなのに主人公が失恋やら失業やらでウジウジしていたり、しかも猫が大事な役割を果たすという小説。

10年以上前に読んで気に入って以来本を所有している。

 

要件2. 人に本やCDを貸してそのまま忘れることがよくある

 

貸したものが返ってきたときに、キミに貸してたのか!みたいなことがよくある

 

 

という要件が前提となって今回の事件は起こります

 

 

ある穏やかな昼下がり、文学部卒で本好きの友人Mが私に言ったあるセリフから事件はスタートする

 

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人に勧められた本ってだいたい面白いし、もちろん借りることにした

 

そのままけっこうな日数が経過した

私もMもわりと忘れっぽいのでそのまま流れるかと思われた

というか私は完全に忘れていた

 

そしてある日の朝出社すると、自席のデスクに「夏への扉」がブックファーストの紙カバーに包まれて置いてあった

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アラ夏への扉だわ。誰かに貸してたのが返ってきたのかな?

これ面白いんだよね〜〜持って帰る前にMにでも貸してやろ。

 

そう思った

 

そしてMにLINEを打った

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そして昼休みにMに渡した

 

受け取るなりMはこう言った

 

 

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そう

 

 

朝自席に置いてあった「夏への扉」はMが家から持ってきて貸してくれた本だったのである

 

 

人から貸してもらった本を自分のだと思い込んで当の本人に貸そうとするこのズボラぶり

 

 

ただこの事件のキモとしてはMも私も自分が面白いと思って相手に貸そうと思った本が同じだったということで、コレが男女ならもう結婚したほうがいいですね

 

 

 

ムッとしてもおかしくないところをゲラゲラ笑って済ませてくれたMに感謝

K点越えした話

先日スーパーですしを買ってきて食べていた

 

玉子があったので食べていた

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育ちがいいのでひと口でいかずに半分食べた

 

ら、ちぎれた玉子が胸元に落ちた

 

床に落とさないようにムンムン!と踏ん張ってみたのだが、玉子が乗ってる感が無かったのであきらめて床に落ちたであろう玉子を探した

 

けど無かった

 

すると一緒にすしを食べていた旦那から指摘が入った

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見ると、テーブルに玉子が乗っている

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しかもけっこうテーブルの奥の方に乗っている

 

エ?なんで??どうやって??と思っていると旦那から解説が入った

 

それによるとこうである

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わたしの豊満な(←)おっぱいを踏み台にして、日の丸飛行隊が飛び立って行ったというのである

 

いつの間にわたしの胸は白馬のジャンプ台になってしまったのか!

 

しかも

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うちのテーブルは表面にミゾが入っており、それがまるでK点のようで、

それを越えた玉子の誇らしげな表情が見えるかのようです

 

 

すし美味しかったです

 

どこへも行けない玄関

地元の中華料理屋が閉店したのかリニューアルするのか、建屋がなくなっていた

 

するとその隣接する建屋に、どこへも行けない玄関が現れた

 

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これはあれや

 

廊下で変なハサミ男とかに追われて、ドアだっ!つって飛び込んだらそのまま落下するやーつ

 

それかこのドアのまえに鉄骨を渡して、自己破産した若者がそれを渡っていくやーつ

 

ざわ…ざわ…

 

ひもを組む話

旦那が会社の遠足に行ったらしい

 

レクリエーションとして組みひもを組んだと言う

 

組みひもといえば「君の名は。」でヒロインが組んだり組まなかったりしていたアレである

 

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高級なミサンガみたいなアレである

 

組んだひもを持って帰ってきたというので見せてもらった

 

 

 

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うーん

 

 

確かにひもだし組んであるけど

 

 

おもったんとちがう

 

 

なんかよじれてDNAっぽい

 

本人の弁によると、なんか生真面目にギチギチ編んでしまったとのこと

 

几帳面なんですなぁ

 

組みひも組んでみたい!

 

組みひも組んでみたいなんてうちの実家で言おうもんならばあちゃんが飛び出してきて全ての用具を揃えて死ぬまで組みひもを組む羽目になるのである

 

ばあちゃんは組みひもが好きなのである

 

ちょっと組んでみたい

Fランド 最終日

いよいよ最終日

この頃になるとおみやげの買い忘れがないかだけが気がかりとなっていた

 

赴いたのは地元のスーパー・Kスーパーマーケット

 

とにかく余ってもいいからお菓子を大量に買う

 

・geishaチョコ

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オリンピックの選手だった創業者が東京オリンピックで日本に来てインスパイアされて名前を付けたと言われるゲイシャチョコ。スーパーにもおみやげ屋さんにもどこにでも必ずあった。たいそう美味しい!

2センチ×10センチくらいのチョコバーを箱買い。

他にも飴ちゃんみたいなサイズとかハート型のやつとかいろいろあるそうです。

 

サルミアッキ

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世界で一番まずい飴と言われるサルミアッキ

ハリボにもタイヤ味という名前で売られている

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私こういうの全然ダメだから食べた瞬間に吐いた

ゴムの味がした

けど名物として面白がられるかなとおもってみやげ用に購入 

 

他にもちょっとした飴ちゃんとかも合わせて購入

すごい大人買いだったのでスーパーのお兄ちゃんが大わらわとなっていた

 

そして3度目となるロバニエミマーケット。

お目当ては怪しげな食器屋さん

イッタラマリメッコのビンテージの食器を安く売っている

前日イッタラ工場に行って、人に買うべきおみやげは正規品で買ったので、最後に自宅用にイッタラが欲しかった

吟味に吟味を重ねて買ったのがこれら

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キャンドルホルダー2個(茶色とカーキ)

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カステヘルミの平皿2枚(カーキ)

 

ちなみに正規品で自宅用に買ったものも

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タイカのペアマグカップ

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ティーマのパスタ皿

 

いずれも帰国後に鬼使いされています

 

 

おみやげを買い倒してから、小分けにする小袋をアマゾンで発注。帰国した頃に届くようにする

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オーガンジーの巾着を大量に購入

 

 

おみやげ購入完了してちょっと気がゆるむ

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気がゆるんだわたくし

 

ここでまたスタバに寄ると、友に買ったヘルシンキご当地タンブラーの他にフィンランドのご当地タンブラーも発見

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日本からの指令により購入

 

お土産が多すぎて、持参したトランク2つに全く入りきらなくなり、このあたりで3つめのトランクを購入した

 

あとこの日荷物を預けてたロッカーの鍵が古風で冒険のにおいがした

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楽しかったフィンランド旅行を思い返すと去るのがつらかった

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がそうも言っていられないのでヘルシンキ空港へ

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目が光るコワいニョロニョロ

 

搭乗前にトランクを預ける段になり、小さな事件が

 

トランク3つのうちひとつが重すぎて通常の荷物として乗せてもらえないらしい

このまま乗せようとしたら8,000円ほど追加料金がかかるらしい

 

旅行ハイで金銭感覚の狂っていた私はもう8,000円くらいいーかみたくなってたが、旦那がそんなのダメだと主張し目がさめる

 

フィンエアーのグランドホステスはかなり親身になってくれて、3つのトランクの中身を入れ替えて重さを分散すればいいわ!みたいなことをたぶん言っていた

 

でトランクを開ける我々

 

で判明したのは、先述したゲイシャチョコがどうやら原因らしいということ

 大量のゲイシャチョコを他のトランクに積み替え、計量へ

 

 

まだ重い

 

 

グランドホステスが「おしい!」みたいな顔で重さを示す表示を指差す

 

またすごすごと引き返し、もうちょっとゲイシャチョコを積み替える

 

ちなみにこの積み替え作業はカウンターの向かいの広めのスペースで行われておりカウンターはそんなに混んでいなかったものの、周囲にいる観光客たちはそこにいる日本人の珍妙な二人組が苦戦している内容についてほぼ把握していた

 

3度めの計量へ

 

三度目の正直という言葉もあるが、規定の重量ぴったりにおさまった

 

その時グランドホステスはこう言った

 

 

 

「perfect‼︎!」 

 

 

 

ケインコスギ

山本高広か

 

周囲の観光客からも笑い声があがった

 

汗だくの日本人2人組はようやくカウンターを離れたのでした

 

 

ここらで私は胸焼けに襲われはじめていた

 

空港内の薬局で、店員のお兄ちゃんに私が胸焼けがする旨うったえる旦那

 

完全にわかった感じで薬を売ってくれるお兄ちゃん

 

薬の説明書きはすべてフィンランド

 

何の薬かも分量もなにもわからないまま薬を飲む勇気がなく、フィンランド語の翻訳に挑戦

 

一語ずつGoogle先生に聞いた

 

ざっくり理解して薬飲んだ

 

そして搭乗

 

最初はのんきなもので、「世界で一番大嫌いなあなたへ」とゆー映画とか見て、原作読んでたので原作との相違点とかヒロインのチャーミングさとか彼氏のイケメンぶりとかに眼福となって、その後うとうとして、

 

 

吐き気で目が覚めたら全身に滝のような汗をかいていて、

 

やべー!と思いエチケット袋の封を切って即キラキラした。

 

キラキラが止まらない

 

オラ、キラキラが止まんねぇ!ってなってたまらずCAさんを呼ぶと迅速に後方のCAさん待機スペースに連行してくれた

 

ちなみに旦那はこのあたりでフガフガっと起きてきた

 

待機スペースでは、布団を敷いてくれてそこに横になったり酸素ボンベをあてられたり、看護師さんの資格を持っているおばちゃんCAが私の足を持ってくれたりしてもらいつつ基本的にはずっとキラキラしていたがだんだんと汗が引き始めたのを感じる

日本人のCAさんの「ああ、お顔の色も良くなってきましたね!」という声が聞こえる

と同時に旦那の「すいませんすいませんすいません」という声もする

 

 

そのまま寝てていいというのでCAさん待機スペースの隅を陣取る形で布団で寝る

手持ち無沙汰でモジモジする旦那に、日本人CA(男性)がさわやかに話し掛けてくれている模様

 

CA「フィンランドは楽しんでいただけましたか?」

旦那「えーあーはい、なんとか…」

CA「(旦那のスリッパを見て)可愛らしい室内履きですね、マリメッコですか?」

旦那「あのうそのう…フライングタイガーです…」

CA「そうでしたか!北欧雑貨は可愛くてリーズナブルなものが多いですものね!」

旦那「ええはい…すみません…」

 

旦那よすまん

 

 

 

その後だいぶ良くなったのでこちらから申し出て席に戻ったのだが結局またキラキラしてしまい再びCAさん待機スペースへ舞い戻り、オマエもういいからここにいろよってかんじになったので着陸寸前までそこで寝た

フィンエアーのCAさんたちは本当に親切だった。本当に親切だった

大事なことなので2回言いました

 

降りたら車イスが待っていた

歩けたけどフラフラしてもいたし、何よりCAさんが促すのでとりあえず車イスで空港内へ

押してくれるのは親切なおじさんスタッフ

 

そして連れて行かれたのは検疫のフロント

け、検疫…と思いつつなされるがままにしていたら、ホラン千秋にそっくりのスタッフが出てきて、何しに来た的なことを言われる

あのうそのう行けと言われたので来ましたみたいなことを言うと、どちらの国からお戻りですかと言うのでフィンランドと言うと、「フィンランd」くらいのタイミングで「北欧でしたら検疫の必要はありませんのでお引き取りください」的なことを言われる

 

すごすご引き返す我々3名

 

おじさんスタッフから「診療所の方へ参りましょうか」と提案があるも、どうもベッドとかはなくて薬を処方するための場所らしく、旦那とおじさんスタッフと協議の結果、とりあえず入国手続きをして、ロビーのソファでゆっくりして帰宅しようということになる

 

入国手続きも荷物の上げ下ろしも全ておじさんスタッフがやってくれて、旦那が僕がやりますと言ってもキビキビとやってくれるので任せてしまう

 

そしてロビーで少し休み、もうはよ帰って家で寝ようということになり帰路へ

 

帰り道は割とスムーズで、最寄駅からタクシーで帰宅

 

タクシーの運ちゃんにすごい荷物ですねと言われた旦那が新婚旅行ですと言うと、「おやぁー!そりゃあおめでとうございます!」とテンションの上がる運ちゃん

 

運「ご旅行はどちらへ?!」

旦那「あ、フィンランドへ」

運「へ?フィンランド??なんでまた!

旦那「えーと…」

 

 

おあとがよろしいようで…

 

 

でも本当に楽しかった!!!

大変良い思い出になりました。

フィンランドの人たち本当に親切で、次は夏に行ってみたいなーと思いました。

 

おわり。