何でもないことを大仰に言われると、大したことのように聞こえる
先日会社でパワポがうまく使えないというおじさんがいたので席まで教えにいってあげた
何がわかんないのかな〜と思ったら、「〜」をタテにしたいのにできないというところでつまづいていた
すごい迫力で、
「タテのにょろにょろが出ないんだ!どうしたらいいのかわからないんだ!忙しいところ申し訳ないけど教えてもらえないかな!!」
強い圧を感じた
強い圧を感じたし、タテの「〜」の出し方を教えることが私の使命のように思った
で、こうすればカンタンに出ますよ と教えるといたく感動していた
またある時は、スタバでマブダチを待っていたら目の前に座っていたカップルの女の子が、何でもないことをドラマチックに語っていた
なんか買ったオーバーオールを1度も着てないというようなことを外人かなと思うような圧で語っていた
聞いてる彼氏の方は寝てんのかと思うほど無反応の男子でこっちが気の毒になるほどだった
ひとしきりオーバーオールの件を語った彼女は最後にこう言った
ドラマチックぅーー
それに対し彼氏はなんと言うのだろうと興味を持ち息を詰めて聞いていたところ、彼氏はこう言った
「俺トイレ行ってくる」
あんたぁーーそりゃあんまりだ!
ドラマチックもほどほどに。