レミゼラブルに関するその他の記憶を記載します
・キャストのメイクについて
25周年コンサートが好きなのはキャストのメイクが不自然でないというのもあります
youtube見てると、
なんか病気みたいなジャンバルジャンとか
めっちゃ美人だけどヅラに疑問の残るファンティーヌとか
化粧の濃すぎるコゼットとか
いろいろいて、入り込んで見てれば見慣れるけど、入り込むまでに時間がかかる
気が散るというか
ミュージカルはそりゃ顔じゃないんだけど、やっぱ余計なことに気取られず見たいなぁと思ってしまいます
・日本語字幕について
25周年コンサートのDVDをツタヤで借りて最高だったので購入を検討しつつ、iTunesで同じ映像をレンタルしてるというので借りてみた
見てみたら、字幕の訳の内容がちがう
よく見るとiTunesの方はほぼ日本語版の歌詞が載ってる様子
歌詞を無理くり和訳してると不自然というか語数が足りなくてよくわからんちんになるわけですよ
民衆の歌とかRED AND BLACKとかは日本語版でも勇ましくて良いと思うけど、オペラみたいな会話劇のところはどうしても不自然さが先に立つというか気になる
早口言葉みたいになっとるなーと思うときある
「何を澄ましてこのお嬢さん〜!」とか
「自分の髪 売ったよ〜」とか
「誰だ〜その男を奴隷に おとし入れてしまうのは〜」とか
あと訳が古いからか昭和っぽいなーと思うときある
「このスベタ!でてけー!」とか
「お道具見せてやりな!」とか
あと1つだけどうしても我慢できない字幕がある
ONE DAY MOREのラストで、
ONE MORE DAWN(夜明けが来れば)
ONE MORE DAY(明日が来れば)
ONE DAY MORE!(そう明日が!)
みたいなとこがあるんだけども、iTunes版の字幕はこれ
ONE MORE DAWN
ONE MORE DAY
ONE DAY MORE
おいおい
訳と言えるのかこれは
聞いたままやないか
しかも聞いたままだとしたってONE MORE DAWNは「ワンモアドーン」だろうに
まあいいけどさ
その点DVDの訳は映画みたいにちゃんと読ませるように訳されてるから感動もひとしお
いいなぁと思ったのは、マリウスと出会って自我が芽生えたコゼットがジャンバルジャンに、隠している過去の秘密を教えてくれと迫るところ
DVDでは「暗くて深い秘密を抱えていらっしゃる」なんて言って、上品だし父を気遣ってる感じがとてもする
iTunes版だとなんかニュアンスが違くて、なんで隠してるのよ!私はもう子どもじゃないわ!みたいな親不孝感がする
訳って大事なんだなぁ
・レミゼラブルとの遭遇
2012年の映画のサントラをiPodに入れたりYouTubeで日本語版の歌を聴いたりしていた折、当時住んでいた高円寺の九州料理屋で弟と飲んでいたらレミゼラブルの話になった
まだ観てないという弟に、イイんだよ~~と語りまくっていたら、店員のお兄さんに「レミゼラブルお好きです?」と聞かれた
「にわかですけど~!戦う者の~歌が聞~こえるか~♪ですよねー!」と言ったら、
「あ、映画見ただけじゃなくて舞台もお好きなんですね!」と嬉しそうな顔をしたお兄さん
「これ僕出るんです。もし良かったら観に来てくださいね」と言って手渡されたチラシはレミゼラブルの帝劇公演
えー!すげー!ってなって、何の役で出ているのか聞いたところテナルディエでした
めっちゃメインキャストですやん
いても立ってもいられずチケットを買い求め、母の日のプレゼントと称してオカンを伴って観に行ったのでした
運悪くその高円寺のお兄さんが出てる日ではなかったのだが生の舞台の迫力に圧倒されたものでした
友達が来週帝劇のレミゼラブルを見に行くらしくて、テナルディエはそのお兄さんらしい
高円寺で話した時から何年も経ってるけどまだがんばってるんだなぁと思うと胸が熱くなりました
いつかその人の舞台が観てみたいです