いだてんを熱心に見ているのだが、昨日の回!加藤雅也がイケメンすぎて興奮してるのでちょっと残しとく。
ここから先はネタバレを含むので、まだ見てない人は読んではいけない
いだてんのいいところとして、毎回主人公以外の誰かにスポットライトが当たるという点が挙げられるのだが今回はそれが加藤雅也演じる杉村陽太郎だったわけです。
嘉納治五郎の愛弟子で文武両道のエリート外交官!てことでわりと偉そうで自信満々という感じで登場。
嘉納治五郎に自慢の弟子と紹介されて嬉しそうにして、
自信満々で敵地に乗り込み外交官としてその有能さをいかんなく発揮し、
最後の最後に策に溺れて要人を怒らせるという失態を招き、弱気になって主人公・田畑のまーちゃんを呼び寄せるも、
挽回叶わず、おまけに嘉納治五郎と比較されて罵られたことで恩師にかなわない自分の弱点を突きつけられ、挫折感を味わうという流れ。
今回分かったんだけど、自信満々のエリートが鼻っ柱をへし折られて本来の人間味が現れる、というシーンに弱いことが分かりました私が。
「関ヶ原」の石田三成的な…「進撃の巨人」のジャン的な…。グッと来るね。まあ実際近くにいたらへきえきしそうだけどドラマの中だとグッと来るね。
で今回の加藤雅也はやばかったー!
挫折感を味わったあと、田畑のまーちゃんが見守る中、礼服のまま顔をバシャバシャ洗って、嘉納治五郎への敗北感を口にしたときのなんとも言えない傷ついたかんじがグッと来るね。
あーグッときた。
他にも怒りで思わず日本語と英語がちゃんぽんになったり、ムッソリーニがサムラーイ!!と叫んだのを日本語と思わないで「サマラーイ…どういう意味だ」と悩んでみたり、クドカンらしい描き方でとても良かった。
最近芸能人とかにグッと来るときなかったので久々にグッときて楽しかったです。
思ったより自分がおじさん好きで驚いた。いやおじさんだけどイケメンのおじさんだから仕方ないよね。