育てる話

最近あるものを育て始めた。

リジッドデニムである。

リジッドデニムとは、「生デニム」とも呼ばれる、ストレッチが入ってなくて糊がきいてて硬くて、履きづらいけどカッコいいデニムのことである。
育てるというのは、リジッドデニムは最初は硬いのだが、履いてるうちに身体になじんで、いい感じに色落ちなんかもしたりして、いいデニムに「育つ」らしいのである。

元々アーペーセーのリジッドデニムに憧れがあったのだが、先日Mりと代官山のアーペーセーを攻めた結果、結論としては「気が済んだ」状態となった。
そのあと攻めた渋谷のラグタグにて、amiというブランドのリジッドデニムのデッドストックが安く売られていて、ギリギリ入ったので買ってみた。
amiというブランドは知らんかったのだがami alexandre mattiussi(アミ・アレクサンドル・マテュッシ)というフランスのブランドらしい。

で、そのリジッドデニムを家で履いてみたのだが、やはりすごく硬い!ヒザが90度まで曲がらない。マタも大きく開かないからベビーゲートをまたげなくなりムスメと同程度の行動範囲になってしまった。
あとウエストがチャックじゃなくボタンなのだが、このボタンがまたすごく硬い!親指がもげそうになるので、ハサミで少しだけボタンホールを拡げてみたところ、最低限の着脱は可能になった。

家の中でちょこちょこ履いたり脱いだりしていたら、すこしだけヒザも曲がるようになってきたし、着脱もすこしだけスムーズになってきた。

というわけで昨日は初めてリジッドデニムを履いて家の外に出てみたのだった。

オシャレのつもりでアニエスのカーデガン着て行ったらHさやさんに「ボタン多すぎない?」と心配されたので軽くぶった。

思ったよりもスムーズに歩けるし普通に過ごせた。家の中での「床に座る」とか「ゲートを越える」とかの行動のほうがリジッド的には負担がかかるのかなぁ。ドラムも普通に叩けたし。
ただトイレの時に、チャックのつもりで行くものだからボタンに手間取ってアワワ!となった。あぶないあぶない。

なんて話をバンドの休憩時間にしていたら、Hさやさんはたまにリジッドデニムを買って育てているらしいことがわかった。「あの硬さがいいんだよねぇ〜」みたいなことを言っていた。
他にHさやさんからの情報として、リジッドデニムはヒザとか股とかがわりとすぐなじんで柔らかくなる一方、他の部分はずっとパリッとしたままだからそのメリハリがいーのよねぇということと、ウエストのボタンに関してはこれもわりとすぐなじんで開けやすくなるから、そうなるとチャックよりも早く、ホワァッ!!と開けられるようになるよ、ということだった。
エストのボタンに関しては旦那も「そうそう、ホワァッ!!と開くよ」と同意していた。どんだけ開けやすくなるんだ。

というわけでリジッドデニムを育て始めたのであった。amiがうまく育ったらいつかアーペーセーにもリベンジしたい。

ちなみにamiのamiはアミーゴのamiらしい。よくわからんけど。