とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

カメラがほしい話

あけましてスライドドア~。

 

新春早々物欲に見舞われております。
ブツはデジカメです。

私とカメラの歩みを説明すると下記の通りです。

 

18歳頃:大学入学に際し、祖父より自身が使っていた銀塩一眼レフカメラ他写真道具一式を譲り受け、それをきっかけに大学で写真部に入る。

 

18~22歳頃:写真部にて銀塩モノクロ写真を中心に、フィルムをロールからパトローネを巻く、フィルムを現像する、印画紙に焼き付ける というような暗室作業を体験。この頃からフィルムや印画紙は値上がりしていたものの、フィルムを部費でロール買いしていたり、カラー現像・プリントは学生料金でできる店があったりして、あまりお金を気にせず写真を楽しむ。部長として写真展を開催したりしたので、趣味としての写真の楽しさを知る。

 

23歳~28歳頃:写真を続けたく、細々とフィルムを買ったり現像に出したりしてみたものの、
①フィルムが高い
②現像費が高い
③現像が遅い(モノクロだと2週間とか平気でかかる)
④プリントも高い
⑤プリントの色調にこだわれない(こだわると遅い)
⑥カメラが重くて持ち歩けない
⑦カメラの露光計が壊れた
というような諸々の事情があり、趣味として銀塩写真を続けることを諦め、銀塩一眼レフは部屋のモニュメントと化す。

 

29歳頃:叔父よりもう使っていないデジタル一眼レフを譲り受ける。しかし記録媒体がコンパクトフラッシュで不便だったり、画質等良いのか悪いのか分からず、カメラがデカいということもありほぼ使わず。

 

30歳~最近:もう写真はスマホでえーわという荒んだ気持ちでいたものの、写真部時代の友人たちと集まる機会が増え、久しぶりに写真をやりたい欲が芽生える。結婚し旦那が割と良いデジタル一眼レフを持っていたのでコッソリ持ち出して撮ったりしていたがやはり持ち歩きの点やそもそもデジタルなんてなーというような無駄なこだわりによりハマるまではいかず。

 

現在:急に写真がやりたくなり、猛然と機種を調べ始める←イマココ!


というわけでデジカメを買って、改めて趣味として写真を始めると決めたのです。
カメラに求める条件は、


①気軽に持ち歩けるくらいには軽い
②A3サイズくらいに引き伸ばしても大丈夫なくらいの画質
③絞りやシャッタースピードをサクッと変更できる
④自撮り機能とかトイカメラ機能とかは別にいらない
⑤見た目は曲線ぽいよりは直線的なシンプルでレトロな方が好き
⑥風景より人を撮りたい、趣味でバンドをやっているのでライブなど、暗いところで激しく動くものも写したい
⑦希望予算は5~6万

 

というような感じ。
さっそくカメラに詳しい後輩などに上記相談を持ちかけたところ、⑦の時点でゴミを見る眼になり「その予算だったら何年か前のコンデジでしょうね」と吐き捨てられたので予算の上乗せを余儀なくされる。

ビックカメラに偵察に行くと、一眼レフとコンデジの間にミラーレス機のコーナーがだいぶ幅をきかせており、よく分からないながらいくつか触ってみて、感じ悪くないやつをいくつか見繕ってカタログをもらう。

さらに店員さんを捕まえていろいろ聞いてみると、画質について、ミラーレスに関しては現在APS-C」サイズのセンサーを使っているものがいくつかあり、それがFUJIFILMCanonSONY。それ以外はセンサーのサイズがひと回り・ふた回り小さくなるとのこと。
センサーが小さいからといってすなわち画質が悪いというわけでもないみたいだが、APS-Cサイズのセンサーを備えたカメラは画質にこだわって作られた機種であると言えるということを教えてもらう。

手持ちのカタログの中にFUJIFILMCanonSONYもあったので、とりあえず満足して帰宅。
家に帰ってから比較検討した結果、「なんとなくSONYが良さそう」というボンヤリした結論が自分の中で出る。
SONYのα6000、α5100の2つが候補として残る。2つとも本体だけで5万ちょい、加えてレンズが必要になる。

一応下位機種も見るべきと思い、SONYの高級コンデジと呼ばれるRX100シリーズも検討。いろんな人のレビューを見てみると、センサーはAPS-Cの四分の一ほどの1型と呼ばれるサイズで小さいものの、表現力や機能は一眼レフ並という評判で、レンズをいくつも買って交換したりということにそこまで興味がなければRX100シリーズで十分という意見が多い。

レンズにこだわる気持ちは全く無いものの、せっかく一念発起して買うのに結局コンデジでいいのか?という思いとか、コンデジとはいえ高級コンデジなのでかなりのいい値段(機種によっては10万以上)がする点とか、だったらミラーレスがいいなぁという思いが強い。
日々のちょっとした撮影だけなら確かにコンデジでもいいのかもしれないのだが、ちょっとした写真作品を作りたいなと思った時に、「あの時ミラーレスにしとけばなぁ」と思いたくないというのは大きい。
とはいえ確かにコンデジの方がレンズを収納できる分ミラーレスより更に小さくて持ち歩きやすいし、気負わず使えそうという気もする。
とりあえずまたビックカメラコンデジも触ってみようかと。

 

ミラーレスにするとしたら、本体だけで買ってレンズを別で買うか、レンズもセットになった標準セット的なものを買うか選べる。
別に標準セットでいーなーと思っていたのだが、旦那が「標準セットだとズームレンズみたいだけど、単焦点じゃなくていいの?」というようなことを聞いてきて、単焦点って何?と聞いたところ、「キミは大学時代、何部の部長だったの?」みたいなことを言われてタシカニ~と思う。

悔しいので調べてみると、

単焦点レンズ:ズームが効かないのでアップで撮りたければ自分が動かないといけないが、そのぶん明るい(絞りのF値が低い)レンズが比較的安価で手に入る。
ズームレンズ:ある程度ズームできるので被写体に寄りやすいが、F値があまり低くないものが多い。F値の低いズームレンズというのは技術的になかなか難しいらしく、高価だったり重かったりするらしい。

というようなことだったので、学生の頃に絞り開放が好きだった私だと単焦点レンズの方が良いのかもしれない。ライブとか暗いところで撮ることを考えても、光をたくさん取り込めるレンズを最初に買うのは良きかもと思う。
更に、単焦点だと足を使って構図を決めるクセが付くので写真が上手くなるという説もあるらしい。魅力的だなぁ。

ついでに、焦点距離という単語もよく分からないので調べてみた。
焦点距離は短いほど広角で長いほど望遠らしい。「35mm~75mm」とか書いてあるのはズームレンズということらしい。
で標準は50mmらしいのだが、これはフルサイズ(センサーのサイズのマックスで、APS-Cの1.5倍のサイズ?)で言う所の50mmなので、APS-Cのカメラを買うなら35mmがフルサイズでいう50mmに当たるらしい。なんだそれ!分かりづら!
受ける側のサイズが変われば、取り込める光の量も角度も変わるということなんでしょうね。

f:id:takki_bear:20180103084103j:image

こういうことかなと思うのですが。

 

というわけで、SONYのミラーレスを買うなら焦点距離が35mmの単焦点レンズを買おうと思っております。それならばシグマのレンズ1択だと旦那が言っている。高いのかな。


というわけで近々カメラを買いたい。
詳しい方、↑このように思っているのですが補足情報や認識違いなどあればご指摘いただきたいです。