とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

短か長かの話

短歌か俳句を始めようと思い、どっちにしようかなと数日迷っていたのであった。

きっかけはジョジョのムック本であるジョジョメノンをEじに貸してもらったこと。
JOJOmenon (集英社ムック)
数あるジョジョムック本の中でもジョジョメノンは内容の充実度がかなり高いのだが、意外に面白かったのがジョジョをテーマに俳人たちが集まってガチで俳句を詠みあうジョジョ句会」
最初はジョジョと俳句というミスマッチが面白くて記事を読んでいたのだが、だんだんと俳句自体の面白さというか、いろんな手法があるんだなぁ〜とか、それをうまく活かして作っているなぁ〜とか思うようになった。
でEじにジョジョメノンを返した後もアレ良かったな〜という思いが続いたため、自費でジョジョメノンを購入するに至ったのだった。

でその当時のブログにも俳句を載せてみたりしたのだが、手法以前にメソッドの基本が分かってないから、それなりに楽しかったけど「ちゃんと俳句をやってみたいな〜」という思いだけを残してやめちゃったのであった。
わびさびを感ずる話 - とかげのたからもの

で、数日前にふとそれを思い出し、あーやってみようかな〜と思い立ったのだが、俳句と短歌だとどっちをやろうかな〜という問題があった。
別にどっちもやってみたらいいのかもしれないけど、半端になるからとりあえずどっちかに手をつけてみようと思ったのであった。
わたし調べによると、俳句と短歌の違いは文字数や季語の有無だけじゃない様子。
季語があり短い俳句はどっちかというと景色というか情景をサッとスケッチするようなところがあり、逆に短歌は百人一首の歌みたいな、恋の情念とか親を想う心とか、自分の内面をぶつけるみたいなとこがあるみたい。

どっちもおもしろそうだけど、今回興味を持ったきっかけとなったのは俳句だったし、情念というよりは日々の小確幸(「小さくて確かな幸せ」を表す村上春樹の造語)を見つけてブログに載せたりしたいな〜と思っているので、今回は俳句を始めてみることに決めた。

でとりあえず本を買ってみようと思い、ネットで調べて良さげかな〜と思って買ってみたのがこちら。
十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う
「十七音の海」ってタイトルがもう素敵だよねー。俳句の入門本って山ほどあったけど、「初心者でも今日から詠める!俳句入門決定版」みたいな、なんか金融投資のセミナーみたいなタイトルの本が多くてちょとイヤになったのもある。
アマゾンで今日発送されたらしいから明日会社から帰ったら届いてるかなー。

で今アマゾンの画像を貼り付ける段階で気づいたのだが、この本の作者と上記のジョジョ句会の開催者が同じ人だった。ヤッタネ!!
全然そこんとこ考えてなかったけど、たしかに興味持った本があるならその関連本を買えばいいんだから最初から開催者調べればよかったけどそういう発想なかった。たまたま同じ人だった。いいねー。

とりあえず今夜、ジョジョメノンを引っ張り出して読み返してみようかな。

メソッド学ぶ前だけどとりあえず一句読んでみよう。

夢届く郵便受けに夏の風

とか。アマゾンからの本を待っているさまを詠んでみました。
夢ってのが漠然としすぎなのかしら。夏の風ってのも季語ってかそのまんま過ぎてあかんのかしら。夏の風と夢届くを入れ替えたらどーかしら。

夏の風 郵便受けに夢届く

どっちがいいのかよくわかんないや。なんにせよ楽しそう。早く本届かないかなーー。