とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

映画「L.A.コンフィデンシャル」の話

もう惰性でラッセルクロウの映画全部見る勢い。今日はだいぶ昔の映画。ラッセルクロウ若い!

L.A.コンフィデンシャル (字幕版)

 

【これより先は(ネタバレを含むため未見の人は)読んではいけない】

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めっちゃ面白かった!テンポ良くグイグイ進むので引き込まれる。

ただ唯一の欠点は話が複雑すぎて途中でストーリーを見失うという点。最後まで真犯人わかっとらんまま終わった。

解説してくれているブログがあったのでストーリーはこちらを参照。

『L.A.コンフィデンシャル』のわかりにくい点を解説 - 破壊屋ブログ

 

これ読んでやっと全体の意味が分かった。

でも驚くべきことに、ストーリー見失ってるのに全然面白く最後まで観れたということ。よくわからんけどとにかくこのベイブのおじいさんを倒さないといけないみたい!くらいの感じでもめっちゃハラハラしながら最後まで観た。

 

↓ベイブのおじいさん

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ストーリーに関しては原作をグッと縮めてるらしいので、ぜひいつか原作を読みたいと思ってる。4部作の3部めらしい。なかなか読み応えがありそうだね…

 

で映画としては、とにかくラッセルクロウとその相方となるガイピアースがカッコいい!!タイプの全然違う2人がいがみあったりぶつかり合ったりしながらも事件解決のために手を組む、ってところが映画のキモなのだが、ストーリーは見失ってもこちらは思いくそたんのうした。

ラッセルクロウがメロメロになる娼婦の女の子をガイピアースが寝取る(ここなんで意味なく寝取ったのかはちょっとよくわからんかった)シーンがあり、悪いやつがラッセルクロウの嫉妬を利用してガイピアースを殺させようとするんだけど、ガイピアースを殺しに行く前に女の子のところに行くラッセルクロウ。

ラッセルクロウは幼少時のトラウマがあり、全体的に暴力的だが女には優しいという役なのだが、嫉妬に狂って女の子に手を上げてしまう。その事に自分で自分にショックを受けながら女の子のもとを去り、改めてガイピアースを殺しに行くという流れ。

で殺しに行くけどガイピアースも必死に抵抗し、ラッセルクロウが窓にイスを投げたりガイピアースがラッセルクロウに鉄砲を向けたり、それをラッセルクロウに跳ね除けられてぶん殴られたりというもろもろ大変なことになるのだが、そのあといろいろあって事件解決に向け手を組む事になるのでした。こう書くともうわけわからんと思うけど映画だとグッとくるシーン。

ラッセルクロウと女の子は結局ラストシーンでヨリを戻し、女の子は娼婦をやめてラッセルクロウと一緒に故郷に帰って婦人服のお店を開くのでした。この時のラッセルクロウはその前の銃撃戦でズタボロになっていて(てか死んだと思った)全身包帯みたいな感じなのだが、ガイピアースとお互いを認め合って友情の握手を交わして去っていく、みたいな感じ。

 

全体としてほんとイイ。嫉妬に狂って雨の中で泣きながら女を責めるラッセルクロウとかマジ良い。

なんか警官役だし坊主頭だし、映画版レミゼラブルのジャベールは若い頃こんなだったかもね…女に入れあげて傷ついたりしたかもね…そして二度と女など付き合うもんか!と思ったかもね…という、きっと世界で私しか持たない感想を持つに至った。きもちわる!

 

オススメです!ラッセルクロウの映画の中で今んとこ1番面白かった。

意味わからず観ててこの感想だからもう一回意味わかりつつ観たらもっと面白いかも。とりあえずいつか原作読みたい。