柄にもなく詩集を読んだ。
厳密には詩集と言えないのかも。というのも載っている詩はひとつだけ。写真と交互に数行ずつ書かれてる。
結果的には感動した…なんか言葉の持つ力を感じたしこの作者の他の詩も読んでみたくなった。
普段読みつけないけど詩というのもいいものだね〜。文章だとやはりその人の主張が明確に強く出るから反論したくなる場合もあると思うけど、詩だと何を感じるか・受け取るかは読んだ人しだいというか、何も感じない人もいれば深く刺さる人もいて、しかも何が刺さるかはその人が普段何を思って生きてるかによる、という不明確な感じ。それでも時に、何百ページの文章より1行の詩が心に刺さるということもあるんだろうねぇ。
今回はこの詩が家族について、子どもについての詩だったので育児中の私には刺さったんだと思われる。親から子へ残せるのは「やさしさ」だけで、「やさしさ」を残してしまうからこそ子はいばらの道を生きざるを得ない…というのが悲しくも頼もしく感じられた。少しでも多く「やさしさ」を残したいしそのためにももっと優しい人になりたいし、子どもたちにはラクに生きてほしいけど優しい人になってもらいたい。むずいね〜。
たまには詩を読むのもいいね。