イチコが保育園からもらってきた胃腸炎をうつされたようで体調悪い。夜になると悪化するタイプ。いまはさほどでもない。
寝たいけど昼はなかなか寝れんので、メルカリで買った本を読んだら面白かった。
仏教の偉い人の本。なんかすごく響く言葉がたくさんあったので記録。
・まず「私は怒りたいのだ。ロクなものではないのだ」と認める
・恨み、軽視、張り合うこと、嫉妬、物惜しみ、反抗、後悔から怒りは生まれる
・怒るのも愛情をつくるのも個人の勝手。怒るのは誰のせいでもなく、自分のせい
・逆に言えば、自分を直せば怒らずに済む
・人は誰でも「自分が正しい。相手が間違っている」と思う
・「私は正しい、とは言えない。私は不完全だ。間違いだらけだ」と理解する
・言葉は常に正しく伝わらない
・「精一杯がんばった。結果は希望通りではない。でも悔しくはない。精一杯がんばったのだから」
・「ののしられた」「いじめられた」というような思いは全部くだらない。ほんのわずかでも、頭の中にこのような妄想概念をつくってはいけない
・「私は◯◯だから」と思うところから全ての問題は始まる
・怒りというものは、まず自分を壊してしまう
・「怒るのはバカのすることだ」と言い聞かせる
・怒っている時、人は理解力も合理性も客観性も何もなくした「怒りそのもの」になってしまう。それはもはや人間ではなく肉の塊が動いているのと同じ化け物。怒るのは人間性を捨てること
・謙虚で立派な人になろうとすること、真似ごとだけでも立派な人になれる
・仏教の一番古い経典の一番最初に「怒りは死ぬくらいの猛毒」と書いてある
・怒った瞬間に怒りを消す
・怒りを抑える、我慢する、発散するのは間違いで根本解決にならない
・怒りが芽生えたら「あっ怒りだ。これは怒りの感情だ」と自分を見つめる
・「なにをされても怒らない」ことを自分に課してみる
・私の悩みは私の悩み、向こうの悩みは向こうの悩み
・自分の名前以外のエゴを捨てるくらいの気持ちで生きる
・「私は何者でもない。大したものじゃないのだ」と常に思う
・「自分はダメな人だ」と思うのもまたエゴ
・正しい負けず嫌いは他人ではなく「自分に負けてたまるか」という気持ち
・相手の怒りに智慧で勝つ
・「笑って生活したい。なにがあろうとも笑う」と決めて生活する
・「笑って幸福になる」と「幸福だから笑う」は全然違う。前者が正しく、後者は向上心を奪う
・何もかもが完璧じゃないという視点で世界を見ると、笑えることはいくらでもある
・周りの人が怒っているのにつられて怒るのは、腐ったものを食べた人が吐いたものを拾って食べるようなもの
とまあこんなふう。「宗教っぽい」とかじゃなくガチの宗教の人の本だから、逆にすんなり納得できるのかも。なんか、すごく腑に落ちる感じ。今日からイチコと接する時に意識してみたい。ちょっと体調悪いからタイミングよくないけど…。