4年ほど前に映画「オデッセイ」を見た話を書いたのだが、ひょんなことからこの映画の原作を読むに至った。
火星の人/アンディ・ウィアー
ほんっっとに面白かった!!!!ここ数年で読んだ小説の中でダントツに面白かった。夢中になって読んだ!
主人公が知恵を絞って問題を乗り越えていくさまが本当にリアルで、諦めないことの大切さと難しさを感じた。火星で生き残るための創意工夫と比べたら、私が日々向き合ってる、会社のイントラネットの不具合とか運用フローの昭和ぶりとか、そんなの絶対なんとかできるはず、みたいに思えた。
そして主人公をはじめ登場人物たちが魅力的に描かれていて、意見のぶつかり合いとかはあっても悪役は出てこない。いろいろ大変なことは起こるけど、わざとらしい劇的な展開とかはないのだが、だからこそ人と人との心の交流にグッと来てしまって、不意に泣きそうになるシーンがいくつもあった。
これ中学生とかの時に読んでたら、進路希望で理系を選んでたかもなぁ。そのくらいインパクトあった。
って話を今日、バンドの練習の前後にバンドのメンバーにしたら、Hさやさんは「活字読めんから映画観てみるわ」と言っていたし、Kだまっちはオデッセイを既に観たことがあるらしく「火星で鉄腕DASHする話だよね」と的確な表現をしていた。Kだまっちもオデッセイ面白かったと言ってた。オデッセイ前に観た時、前半は異常に面白くて後半失速した印象だったんだけど、私の集中力の問題かもしれんからもう一回観てみようかな。
ほんとオススメ!本買ったから借りたい人いたら貸します。