松山旅行2日目。
5:00 温泉堪能
6時に起床の予定だったが早く目が覚めたのでいそいそと準備してまた温泉に行くこととする。部屋に置いてあった案内によると温泉が5時半からだったので、部屋の安楽椅子で1日目の写真を見たりしてまったりする。
部屋にあった安楽椅子がカッコよくて座り心地も良くていいなーとなる。単体の写真は無いけど、このムスメの後ろに写っ…てない〜肘掛けしか写ってない〜
椅子の右手に置いてあるサイドテーブルをムスメがイスだと言い張って持って運ぼうとして、バランスを崩して自分の足の上に一度置いちゃって泣き叫ぶという一幕もあった。まぬけやのう。
そんで5時半になったので大浴場へ。昨日の夜も人少なかったけど更に少なくて貸し切り状態。堪能する。
6:15 準備開始・朝食へ
部屋に戻るとすでに起きたムスメが旦那に取り付いてワーキャー言っており旦那は半寝で対応しておりいつもの自宅の光景で笑う。
着替えたりメイクしたり荷物を片付けたりして、朝食の会場のレストランが開く7時の少し前にレストランに移動。もう全然入れたので入場。窓際に席を取る。
ビュッフェがどれも美味しそうで、和食洋食選べず食べたいものを取って食べた。1番美味しかったのはご飯の付け合わせだった大葉と大根の漬物。トロリとして美味だったのでご飯をおかわりしてまで2回取りに行くと旦那が腹具合を心配してきたので先んじて「今日は食べ歩きとかするかもしれないしちょっとお腹を空けとかないとねっ」と言うと「なぜそれが分かっているのにご飯をおかわりしたのだ」と議題提起されるが却下する。
ムスメはフルーツと海苔ばかり好んで食べていたのでおにぎりやパンも食べるように促すが食べず。まったくもう。
8:00 散歩に出る
朝食からそのまま部屋に戻らず散歩に出発。ムスメは昨日今治の児童公園で一瞬遊んだだけだったのでどこか公園がないかと思って、地図で緑色に表示されていた秋山好古の墓という方面へ行ってみた。秋山好古は坂の上の雲の主人公の1人、ということは分かっているのだが坂の上の雲を何度も読もうとしては挫折しているのでどんな人やったか思い出せず。
坂がすごくて墓まで行きつけなかった上に、緑色の表示はただ墓地だということが判ったので引き返すこととする。その際にスタンプが置いてあるのを発見し、せっかくなので昨日のアンパンスタンプの横に捺す。ここから帰宅まで、松山の至るところにスタンプが置いてあったのでそれを見つけるたびに捺したのであった。
特に目的もノルマも無い自主的なスタンプラリーはなかなか楽しく、だんだんスタンプ台が置いてあるのが嬉しくなってくるのであった。
そして墓から引き返して一度ホテルのフロントに寄ってこのへんに公園が無いか聞くと、公園はないけど神社ならあるとのことで湯神社という神社の場所を教えてもらう。
神社までの道のりは「空の散歩道」という名前がついており、着いた先には神社もあるが境内の足湯がなかなかの名スポットで、道後温泉の風景を眺めながら足湯に浸かったのであった。ムスメはビビっていやがったので私だけ。タオル持ってなかったのでどーしよーかなーと思ったのだが、ちょうどセーターの下のヒートテックが暑いなと思っていたのでそれをもぞもぞ脱いでそれで足を拭いた。
ホテルに戻る道のりで、ムスメがずっと「こーえんいくぅ〜」と言っていてかわいそうなので、なんか温泉街の休憩所みたいなところで遊ばせることとする。旦那は朝風呂に帰らせて、ムスメと2人でひとしきり遊んだ。
ちょっとした段差や手すりや石碑も子どもにかかれば遊具なのねぇ。わりと楽しんだ。
あと猫がいた。
あとで旦那に「スコティッシュフィールドおった!」と言ったら「スコティッシュフォールドでしょ」と冷静に言われた。そんなわけないやろと思って調べたらほんとにスコティッシュフォールドだった。35年間スコティッシュフィールドだと思ってた!
9:30 チェックアウトして温泉街散策
朝風呂から上がった旦那と合流し、荷造りを済ませてチェックアウト。
大きなトランクを宅配便に出し、多少身軽になって出発。多少というのはトランク預けてもだいぶん荷物多いので。ムスメのぐずり対策グッズが大半を占めるリュックとB型ベビーカー。
温泉街をぶらぶらしながら市電の道後温泉駅まで歩く。
となりの道後公園駅までひと駅乗ろうかと思ったら市電のひと駅ってめちゃめちゃ近いので結局歩くこととする。
道後公園は元は湯築城という城だったところを公園にして開放してるらしく、広くて情緒があって素敵な場所だった。
遊具ゾーンもありひとしきり遊んでから、昼食を求めて大街道という目抜き通りへ市電で移動。ムスメは市電でもおとなしくしていた。公共交通機関では「シー」だよと教えていたのだが、最近は自分から「シーしてう」とか主張してきたり、なんなら旦那と私がしゃべってると「シーだよ」と注意してきたりする。やるな。
12:00 宇和島風鯛めしを食べる
サラリとGoogle先生に聞いた店に向かってみる。
市電の駅から近くて良いかなと思った。少し並んだけど割とすぐ入店。
1日目の夜に食べた鯛めしは我々が鯛めしと聞いて想像する感じの炊き込みご飯だったのだが、宇和島風の鯛めしはナマ。だし醤油と卵を混ぜたところに鯛の刺身を漬けて、それをご飯に乗せて食べたり、卵液も上からかけて食べたり。超高級な卵かけご飯といったところ。大変美味ー!!妊婦で生モノ禁止だけど特別に許可した。
ついでにさつまめしという郷土料理も食べたけど、まあ美味しいけどという感じだった。宇和島風は家庭料理だね。
このお店の会計後にムスメにオモチャをひとつ選ばせてくれたのだが、ここでもらったオモチャがこの後の半日間すごい威力を発揮するのであった。
13:00 松山城へ
大街道駅から歩けるところに松山城があるので、とりあえず観光スポットを押さえようというわけで行ってみる。
ロープウェイで山頂付近まで行き、そこから天守閣まで歩く。けっこうな坂!
でも途中に見える石垣や門ややぐらがすごかった。
そして天守閣に到着。立派な城!
自撮りで集合写真、無理がある。ムスメが持ってるこのカラフルなバネのオモチャが鯛めし屋でもらったオモチャ。これをムスメは「ぴよんぴよん」と呼び、ずっと手に持っていた。これ私が子どもの時にもあったよね…何かわからないが子どもが心を掴まれる要素があるのでしょうね。
14:00 松山城下を散策
ロープウェイでまた下山し城下の散策へ。これ松山城に勤務していたサムライたちはどうやって出勤してたんだろ?あんな山道を毎日上り下りできんだろ。城の周りに住んでたのかな?謎だ。真実を知りたい。
松山城下もなかなか素敵なお店がたくさん。今治タオルの店や旦那が以前出張で来て心を奪われた中古楽器屋(なんか様変わりしてたらしく入店せず)を冷やかしたりしつつ、私は焼き物のお店でこのウシに目を奪われる。
最初はヒツジかと思ったけどウシらしい。なんなら丑らしい。毎年干支の置物を出しているみたい。
で値段も手頃だし買って帰りたいなぁと思ったのだが旅先だし荷物が多いし割れたらやだしと思って買わなかったのだが、帰宅後もこのウシが頭から離れないため通販で買うこととした。しかもできればこの店頭にいたこのウシが欲しいなーと思って問い合わせてみたら、いま定休日だけど店が開いたら確認してくれるとのこと。やりー
16:15 松山空港着
ここらへんから疲労で記憶が途切れ途切れ。
顔ハメパネルで変なとこに顔をハメるムスメ。
あと空港内でムスメの靴を片方無くして探し回ったら案内所に届いてたっていう小事件もあった。
空港に早く着いたのもあり、お土産を買ったりまた蛇口みかんジュースを飲んだり、おおむねのんびりと過ごした。足が痛くて、脚マッサージか足湯があればなぁと望んだがそんなものはなかった。この日のランチで食べたジャコ天というやつが美味しかったので空港内の売店で買い食いする。ジャコ天をさらに衣つけて揚げたジャコ天コロッケというものもあり深かった。ムスメもジャコ天をものすごく食べた。
19:15 羽田空港着
帰りの飛行機でもムスメはおりこうにしており成長を感じた。例の「ぴよんぴよん」も大活躍していた。なんなんあれ。
羽田に着き、無事に荷物もクルマも受け取れて、帰路についた。車に乗って割とすぐにムスメは爆睡し始め、家まで起きなかったし家に着いても起きなくて風呂は翌日の朝に入れることにして、口をこじ開けて歯ブラシだけやってそのまま寝かせた。
ムスメが寝た後の車中は旦那と2人で旅を振り返り、なんかまったり過ごした。首都高も中央道もガラガラだったのでノーストレスだった。
そんなこんなでGOTO松山は終了。GOTO施策も見直されるようだし、2人目の子どもが産まれたらそもそも旅行どころではなくなるし、旅おさめってことで今回旅行に行けてほんと良かったなと思った。
ありがとう松山!