コロナ罹患者がじわじわ増えてるというニュースが気になりつつも、松山にやってきた。
2人目の妊娠6ヶ月ということもあり、今後のコロナの状況によっては年単位で旅行に行けないかもというのもあるし、やっぱずっと前から楽しみにしてたしキャンセル料も惜しく、というのが大きいか…世間の皆さんゴメンネ。
とはいえ、思っていたよりスムーズかつ楽しく過ごしたので記録に残しときたい。
4:00 起床
目覚ましより1時間早く目覚める老人体質になってしもうた。目が冴えたため起き出して、裁縫の続きをやる。
5:00 裁縫をやめて準備開始
顔を洗ってメイクをしたりし始める。楽しみにしすぎて着てく服まで準備してたので至極スムーズに進む。荷造りももう前夜に終えていたが、当日にしか入れられないもの(ムスメの歯ブラシとか自分の化粧品とか)を追加で詰める。
5:30 旦那起床、ついでにムスメも起床
起きる時間は決めてなかったのだが旦那が起きてきて、つられたのかムスメまで起きてきてウケる。ムスメはいつもは6:00頃なのだが。
ムスメの着替えと寝癖直しをして忘れ物ないかチェック的なことをする。
6:15 出発
元々は6:30に出発予定だったが準備できたので前倒しして出発。高速に乗る前にコンビニに寄って朝ごはんを調達。チーズがたっぷり入ったブリトーを食べるとめちゃくちゃ美味かったのだがちょっと胃もたれする。
ムスメはおかかのおにぎりとカニパンを爆食いした上にぶどうジュースを一気飲みする。野菜をもっとあげなきゃダメやね…
コンビニの駐車場で運転手である旦那がある程度食べた時点で再度出発。
7:30 高井戸で少し渋滞
中央道は高井戸インターの周囲だけいつも混んでるのだが今日も少しだけ混んでいた。でも渋滞というほどでもなく、流れつつ混雑している感じだった。下り線は大渋滞だった。
永福を越えると完全に流れ出して、勝利を確信する。
8:00 羽田空港到着
予想より30分ほど早く羽田空港に到着。空港で車を預かりに来てくれるサービスを申し込んでいたのだが、それも問題なく合流して引き渡し。
チェックインして荷物を預ける。元々旦那と私の席がバラけていたのだが、ダメ元で並び席がないか聞いてみたら並び席にしてもらえた。コロナの件でキャンセルが出たのかもな。
時間に余裕があるのでスタバに行ったり展望台に行ったりしてのんびり過ごす。
今回はB型ベビーカーを持ってきてるけど機内に持ち込めないので預け、代わりに空港内用のベビーカーを貸してもらう。
正月に私の実家に帰省する際にムスメが飛行機の往復で地獄のように泣いたので、耳が痛かったのかなと思い、今回は気圧調整用の耳栓を買ってみた。大人用なのでデカいのだが形状がキノコのようでムスメは気に入ったらしく、キノコキノコと言って手に持ったり耳に挿入したりしていた。
9:40 搭乗
耳栓をしたムスメを乗せた飛行機が離陸。結論から言うと着陸までの1時間半ぜんぜん泣かず騒がず大変偉かった。ぐずり対策でシールとかスケッチブックとか粘土とか絵本とかをリュックに詰め込んでいたのだが、後半「ねんどやる〜」と急に言い始めたので慌てたけど大人しく粘土をこねてて大変偉かった。
11:20 松山空港着
無事に松山に着き、蛇口からみかんジュース出るやつとかも堪能する。
このみかんジュースをムスメが盛大にこぼし、隣にいたお姉さんのズボンに少しかかってしまったようでものすごく謝る。お姉さん感じがよく全然構わないと言ってくれたけど悪いことしたなー。アニエスのカーディガンにマーチンの紐ぐつというわたし好みのスタイルだったのだがズボンもそれなりに高かっただろうし、友達と空港集合で旅行をするところだったみたいで朝からみかんかけられてアレよね。ゴメンネ。
12:30 松山市大街道のカラオケで休憩
ムスメの昼寝の時間に合わせてカラオケのキッズルームを予約しておいた。いい感じにベッドになりそうなゾーンもあり、寝ろ寝ろとけしかけるが旅行に興奮してるのか全然寝ないムスメ。まあ移動って親は疲れるけど子どもは全然歩かないし体力消耗してないんだろうな。
途中で諦める。
13:30 松山駅からアンパンマン列車
大街道から松山駅に戻り、仕事に行く旦那と分かれて、今回一応メインであるアンパンマン列車に乗車せんとする。
がこの表情。
母が言うので仕方なくドキンちゃんと手をつないでおりますが…といった表情。えぇーー
何ヶ月も前からアンパンマン列車のパンフを握りしめてアンパンアンパン言ってたのに。それなりに楽しんでるのかもしれないが、わー!とかはならないムスメ。旦那と急に分かれたのもあるのかも。家族3人の状態が好きなんよな。ムスメ。
乗ってもこんな感じ。
真顔。
リンゴジュースと、車窓から見えまくる海に大興奮していた。アンパンの立場よ…
私がむしろ、車内に設置してあるスタンプを捺したりしてプチはしゃぎをした。
15:00 今治到着
特に用事はなくアンパンに乗るためだけに来た今治。名前が有名だからなんかあるだろって思ってたけど結構なんもなかった。B級グルメの焼豚玉子飯を食べたかったんだけど15時という時間がハンパでどの店も開いておらず。
仕方ないので駅の観光案内で近所の公園の場所を聞き、小さな児童公園へ。
そしてこの笑顔。かえすがえすもアンパンの立場…
13:40 今治から松山へ移動
公園でちょこっと遊んで、駅に引き返して電車を待つ間にムスメがベビーカーで爆睡し始める。マジかと思って目を疑ったがマジだった。一度ベビーカーを畳んで抱っこで電車に乗っても全く起きず、指定席を取ってたのでイスに寝転んでそのまま爆睡。
とりあえず松山に着くまでホッとひと息ついたのであった。
16:00 道後温泉に向かう
松山駅から道後温泉に向かうべく市電に乗るのだが駅から市電乗り場に行くには絶対に階段を使わねばならず、エレベーターもエスカレーターもそこには無いというバリアフルぶり。松山ぁ〜。爆睡する2歳児とベビーカーと育児バッグを抱えて四苦八苦していると、おじさんとかおばさんとかが助けてくれた。おばさんは子どもが三人おるとかで、ここにエレベーターがほしいと何十年も思ってるとのこと。松山ぁ〜。エレベーターくらい設置したれや。そもそも、松山駅そのものも、2階の店舗に行きたくても階段とエスカレーター(上り)のみ、下りは階段というバリアフルぶりであった。ムスメの靴をカバンに付けとくためのクリップを忘れたので、駅の2階にあるダイソーで買おうと思ったのだが2階にたどり着けず。松山よ〜。
決定権のない優しき松山市民のおかげで市電乗り場にたどり着き、ベビーカーを畳んで壁に立てかけ爆睡するムスメを膝に抱き、無事に道後温泉駅に到着。到着する頃にちょうどムスメが目を覚まし、停車と共に機嫌良く駆け出すというトントン拍子ぶり。
17:00 道後温泉街散策・夕飯
松山名物と聞く鯛めしの有名なお店に17時半に鯛めしテイクアウトの予約をしていたので、それまで道後温泉の商店街を散策。ムスメはベビーカーに乗りたがったので乗せて、一緒にプラプラする。
いわゆる温泉街っぽい店というか、素っ頓狂なお土産物の店もあるにはあるが、素敵な雑貨屋とか美味しそうなお菓子屋さんとか、とても良かった。ムスメとふたりのんびり散策し、鯛めし屋に戻る。
鯛めしふたつと天ぷら盛り合わせと、予約の時に「鯛の○○」って言われて聞き返したけど聞き取れんけどそれひとつ!って注文した「鯛のせんざんぎ」。せんざんぎは、なんか塩焼きみたいなやつだった。鯛めしも天ぷらもせんざんぎもたいへん美味だった!店で食べた方が美味しかったかもだけど、子連れでいろいろ気をつかいながら食べるより、部屋でのんびりテイクアウトを楽しめて良かった。
コンビニでみかんゼリーが色々売ってるのでそれも買って帰り、ムスメと食べた。
19:00 お風呂・ホテル内散歩
ホテルの部屋は和洋折衷というか、ベッドふたつと座敷がついてる部屋で、ムスメの日頃の寝相を考えるとベッドだとわりと危険だなと思い、座敷スペースに追加で布団を敷いてもらった。布団を敷きにきてくれたおばちゃんスタッフ2名の手際が良すぎて驚く。
ムスメはまだオムツがはずれてないので大浴場の風呂に入れるのは遠慮し部屋のお風呂に入れることとする。でもその前に温泉気分だけ味わうため、ムスメと2人で浴衣を着て館内の散歩に出かける。
ムスメは写真だと真顔だが、かなりノリノリで浴衣を着たがり、着せると嬉しそうにしていた。座敷わらしみたいでso cuteであった。
これで売店を冷やかしたりしていたが、ロビーに行くとなんか水軍太鼓とかいう余興がちょうど始まるところで、ちょっと見てみた。
腹に響く大音量でなかなか凄かったのだが、凄すぎてムスメがビビってしまったので早々に部屋に引き上げる。
急にホームシックになったのか、「おうちにかえゆの〜」「おうちでおふろはいゆの〜」と悲痛な顔で言い募るムスメをなだめるようにして部屋のお風呂に入れると「プールみたい〜」とご満悦であった。広さは普通の家庭の風呂と同じだが少し深かったためそう思った様子。
風呂からあがり、ムスメは自宅から持参したいつものねまきとスリーパーを着せ、後から帰ってくる旦那のために鍵をフロントに預けに行き、部屋に戻って寝かしつけ。持参した絵本を読んでやるとわりかしスムーズに入眠。
22:00 旦那帰宅、温泉堪能
寝かしつけ後、この日オンライン配信されていたnoodlesのライブを観ようとするも、ひと足遅くてリアタイできず。アーカイブ配信はあるのでそれを後日見ることとする。
22時頃に旦那が仕事から帰還したので、ムスメを交代で見ることにして交代で大浴場へ。広いし綺麗で大変堪能した。露天風呂で女の子2人が、自分は一般職でのんびりやりたいのに総合職と同じ数だけ管理職を出さないといけなくなって慌てた上司に白羽の矢を立てられつつあってほんとに迷惑、というような話をしていて興味深く聞く。働き方改革とか女性活躍とかいうけど現場はみんな大変やねぇ。
そういえば洗い場にベビーバスがあったので工夫すればムスメと一緒に来れたかもなー。まあいいか。
そして部屋に戻って、旦那不在の間のムスメのトリッキーな行動の数々を旦那に語って聞かせ、就寝。
という感じで1日目が終了。思ったよりもスムーズにいったし、思ったよりもすごく楽しんだ。2日目に続く。