この世界の片隅の話

前から読みたかったけど読んでなかった「この世界の片隅に」を満を持して購入、読了。

ここから先はネタバレを含むので未読の人は読んではいけない











最終的に号泣してしまったわけだが、すげー本だった。
上中下巻の全3巻なのだが、前半2冊は戦時中で物がないながらものんきに楽しく過ごす主人公の一家が描かれて、最終巻にて空襲や原爆で主人公が肉親や右腕を奪われて、それでも前を向いて生きていく様が描かれる。
中でも私が号泣したのは義理の姪っ子が空襲の後の不発弾が爆発して死んでしまうところ。下ぶくれで目がちんまりしててうちのムスメによく似てる女の子が爆弾でバラバラになって死んでしまう。。戦争とは??なんであんな小さいかわいい女の子が八つ裂きになって死なないといけない??
あと最後のシーン、父親は戦死し母親は原爆で死んだ小さな女の子がぼろきれをまとってシラミだらけで街をさまよっていて主人公夫婦に出会って家に引き取ってもらえたシーンがあるのだが死ぬほど泣いた。女の子の母親の死に方がもう。原爆にやられて右腕はもげて体じゅうにガラスが突き刺さってて、それでも娘の手を引いて逃げようとするのだが、力尽きてしゃがみこんだまま息絶えてしまい、娘は母が死んだことも分からず隣にしゃがんでいたのだが、母親にハエがたかって耳からウジがわいてきた頃にやっと異変に気づき母親から離れざるを得なくなって、でもなんの生活手段も持ってないから、ただ街をさまよって人が捨てた食べ物とかを拾って食べるだけの生活になってしまうという。
自分がムスメと一緒にいて同じ目に遭ったら私も同じようにムスメを連れて逃げると思うけど、私が力尽きた後にムスメが残されて、ムスメがぼろきれを着てシラミだらけで残飯を漁って大人に足蹴にされているところを想像しただけで泣けるというか吐きそうになるほどつらいね。なんでそんなことに。戦争とは???なんでそんなことする??

はーつらい。はー。ムスメを守りたい。