保育園から電話があり、ムスメの下痢がおさまらないようなら「乳糖不耐症」を疑ったほうがいいかもとアドバイスされた。
たぶんもう下痢おさまってきてるから大丈夫だと思うけど、一応どんなもんか調べてみた。
哺乳類は赤ちゃんの時はおっぱいから栄養を摂るけど大人になると自分でご飯を食べるようになるから、乳に含まれる乳糖というものを分解する酵素が減って、あんまり乳糖を分解できなくなるのが普通で、それでも個人差があって大人になっても牛乳ガンガンいける人もおれば、おなか壊しちゃう人もいる、というやつ。単純にお腹が弱いから牛乳で腹をくだすというわけではなく、本来不要だから乳糖を分解しなくなっただけ、ということらしい。
だけど乳児のうちはミルク飲めないと栄養失調になっちゃうから治療対象になるということみたい。
ていうWikipediaを見ていたら、下の方に「著名な乳糖不耐症罹患者」ていう項目があって、そんなwwwと思いながら見てみたら、対象は1人だけで、「アイスマン」と書いてある。
なんでもアルプスの氷の中から発見された5300年前のミイラで、
・40代後半
・男性
・身長160センチ
・体重50キロ
・血液型O型
・筋肉質
・腰痛持ち
・ピロリ菌持ち
ていうような人らしく、さらに乳糖不耐症で牛乳が苦手だったとのこと。人間味あふるるミイラやなー。
なんか5300年前というと遠すぎてよぐわがんねって感じだけど、「牛乳が苦手」とか聞くと一気に身近に感じるね。「オレ牛乳飲むと腹くだしちゃうからいらね」みたいな声が聞こえてくるようだね。
ムスメはまだ乳糖不耐症じゃないといいなぁ。でも昨日も病児保育に迎えに行ったら保育士さんが興奮気味に「良いうんち!良いうんちしましたよ!かなり成形されてきてますよ!」て言ってたから大丈夫だと思う。人の子のうんちにあんなに興奮できるあの人たちって本当ありがたい存在だなーと思う。天国に行けると思う。ヘブンズドアーは開かれた。