上の子が不憫だった話。
下の子が産まれるまで、風呂はわりとのんきに入っており、上の子の希望で旦那と上の子と3人で入ったりしていた。下の子が産まれるとそういうわけにもいかず、自然とフォーメーションができてテキパキ入るようになっておる。
というそんなある日、私が上の子を風呂に入れていたのだが、私はまだ湯船に入れないのでシャワーを浴びつつ、湯船の中の上の子に「アタマとか洗お〜」と声を掛けたのだがつれないそぶりの上の子。何度も声掛けしているうちに「パパがいい〜」と言い始めた。
仕方ないので、下の子の面倒を見ていた旦那と交代することにして、私が風呂から上がって入れ替わりに旦那が風呂に入ったのだが、風呂からは上の子の大号泣が聞こえた。ギャァ〜!イヤなの〜!!という悲鳴をあげながら洗われる上の子。
風呂から上がってきた上の子をタオルで捕まえるも、なんだかずっとギャン泣きしているので何が不満なのかと聞いてみるも、フワフワ枕カバー(ここ数日お気に入り)に取り付いてワンワン泣くばかりの上の子。イヤイヤ期〜と思いながら様子を見ていると、なんか「みんなでが良かったのーー」と言っている感じ。
なんかよくよく聞いてみると、前みたいにみんなで一緒にお風呂に入りたかったということらしかった。私とお風呂にいた時に「パパがいい〜」と言っていたのは現状のメンバーに追加でパパがいい〜ということだったみたいで、パパが来たのはいいが私が風呂から出ちゃったのがショックだった様子。
ということを鼻ちょうちんをふくらませながら語る上の子がなんともかわいそうだったのであった。毎日みんなで入ってたんだもんなー。そりゃアレ?ってなるよな。それを口でうまく言えずにギャン泣きして、精神衛生を整えるためにフワフワ枕カバーを見つけてそれに飛びついて泣いていたのも何ともいじらしく感じられるのであった。
上の子の心情を旦那にも説明して、2人で上の子のケアにあたったのであった。
オカンがいる間だけでもみんなでお風呂入ったりしてもいいんだけどねぇ。私が湯船に入れないけど…。あとオカンがアクティブ過ぎてけっこう不在というのもあるけど。
なんにせよ上の子がけっこう寂しい思いをしているというのは分かっとこうと思うなどした。あとそのわりにはよく下の子の面倒を見たがっておってエライと思うなどした。
子どもというのはなかなかムツカシイ生き物なのであった。