とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

アナ雪と私の話

絶賛プリンセス期のイチコ、中でも今一番アツいコンテンツがアナ雪。

アナ雪に関するいろいろ。

 

◆映画問題

映画はまだ存在を隠蔽していて、イチコの情報源としては保育園で聴かせてもらう歌と家で読む絵本。それで鬼ハマりできる感受性よ。映画を見せてしまったらどうなってしまうのか想像を絶する。永久に見せろ見せろ言われそう。なので見せたくないというか満を持して見せたいけどそれがいつなのか見当もつかない。ましてやアナ雪2は私もまだ見てない。1も2も金ローの放送を録画してある。

 

◆髪型

保育園に行く前などに髪の毛を結んでほしいときはイチコが自ら選んだゴムを持ってきて「ちょっぴんしてぇ〜」とやってくる。最近は「アナにして〜」「エルサにして〜」と言ってくる。アナとはふたつ結び、エルサはひとつ結びを表している。三つ編みにしてほしければ「あみあみにして〜」、ただ結んでほしいときは「ファサ〜にして〜」、団子頭にしてほしいときは「おだんごにして〜」ということになる。なのでアナorエルサ×あみあみorファサーorおだんごということで計6種類から髪型を選べるようになっておる。ファサーて。

 

◆タイトル

そもそもタイトルからあやふやで、「アナとエルサと雪の女王とか言ってくる。3人組になってる。

 

◆歌詞が独特
「少しも寒くないわ〜」のところを「どうしても寒くないわ〜」って言ったり、「そうよ変わるのよ私〜」のところを「そうよ変わるのよ田無〜」って言ったりする。変わるのか田無。

 

◆いじわるハンス

ハンスが腹立つのでいじわるハンスという名を与えて絵本を読んでいたところ、ハンスとクリストフがごっちゃになった時があって「いじわるクリストフ」とか言ってた。クリストフは全然いじわるじゃないよ!!と訂正したら「じゃあ、いじわるスベン?」とか言い出してそれトナカイだから。

 

◆また衣装

案の定また「エルサのドレス作ってぇ〜」ときたので作ることになった。

まず絵本を衣装の仕様の資料として撮影。

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凝ったつくり。。それをもとに設計図。
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上のだと今までのと近いので、最終的には下のにした。サーキュラースカート初挑戦。

でこうなった。

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上半身と下半身のつなぎめを内側に入れ込むとチクチクするらしくて嫌がるというのは前回の美女と野獣ドレスの時にわかっていたので敢えて外側に出し、上からサテンでテープを作って隠してみたのだが、そこが気に食わない。あとトレーンはそのテープの上側から出したらフワッとしたはず。おまけにテープを縫う時にスカートを一部巻き込むミスがあったので後で直したい。体の前面にもなにかレースのテープなど追加したい。

イチコからの評判は上々!

 

◆ありのままでとこの世界

「ありのままで」というアナ雪で一番有名な曲があって、保育園で聴かせてくれるみたいでそれをよく口ずさむ、というか熱唱しているイチコ。先日実家に帰った時やママ友とかと遊ぶ時、イチコが歌を歌えばみんな喜んでくれるのだが、なかでもこの「ありのままで」をイチコが歌った時のバズりぶりといったらない。「わぁー!!!イチコちゃんすごい!」みたいな。「アナ雪の歌うたえるんだねー!!!」みたいな。なんか温度が何度か上昇する感じのテンションで褒めてもらえる。

この現象について大人側の心理を考えてみた。

大人から見て、たとえば「バナナが一本ありました〜♪」の歌とかは子ども向けの歌として自分が物心つくまえからこの世界にあったもの。でもアナ雪の歌は自分が大人になってから出てきたもので、しかも完全に子ども向けというわけでもなく大人がカラオケで歌ったりした記憶もある「自分達の(世代の)もの」みたいな意識があるのかなと思った。

それをまだこの世に生まれて3年ほどの幼児が歌うというのが、「自分達の世界に新たにやってきた人が自分達の文化に触れてる」さまを見る感じでファーーとなるんじゃないかなと。海外からの観光客が箸を使えるようになった、みたいな。わー!!上手!!みたいな。

なんかうまく言えんけど、そういう感じがして総じて微笑ましかった。

 

 

まあそんなこんなでアナ雪と生きている私たちでした。