とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

偏頭痛の話

ディズニーでしこたま遊び倒した話を書いたが、実はこの前後に強烈な偏頭痛に苦しめられていた。

前々日の朝から鈍い頭痛が始まり、徐々に強くなっていき、夜にはアタマを抱えて苦しむくらいの痛みに。光が響くので部屋の照明を薄暗くしたところ子どもらが戸惑い不平を言ってきたが却下する。夜もなかなか寝付けず、寝たと思ったら夜明けに頭痛で目が覚める始末。元々頭痛持ちではあったがこんなに激しい頭痛は久しぶりだったので本当に難儀する。

翌日(ディズニー前日)は出社予定だったのだが、どうしても出社でないといけないわけでもなかったので、テレワークに変更する。対面でやる予定だった作業を前部署の人にお願いする連絡をしつつ、とにかく這うようにして子どもらを保育園に送り出し、家に帰って会社に午前休の連絡をし、のたうち回りながら布団で横になる。どんな姿勢をしてても頭が痛くて、ずっとトンカチでリズミカルに頭を殴られ続けているような感じ。スマホを見るのもきついけどとにかく近所の頭痛外来を検索して這うようにして病院へ。

頭痛のひどさを看護師さんに訴えて、あれこれ検査をしてくれたが脳は健康。「ぷりぷりして健康的な理想の脳」まで言われる。理想の脳ってことある??

あれこれ検査をしてくれたので、この痛みは偏頭痛だということが確定したので、偏頭痛に特化した薬をもらうことになる。ちなみに受診開始から検査から薬局での待ち時間まで、ずっと頭はめちゃくちゃ痛い。

偏頭痛用の薬、存在は噂に聞いていたが初めて飲むので期待しながら、薬局を出てその場で飲んだ。するとプラシーボ効果もあるのか分からんけど飲んだ瞬間から効いてきたような気がし始めて、少なくとも15分後には頭痛は綺麗さっぱり消え失せていた。医学すごい!!!!!!

とにかく一気に痛みが失せたので、めちゃくちゃ走った後みたいな感じで、全身汗だくだけどめっちゃ気分爽快みたいな感じになった。感動的!!!

そして深夜にまた頭痛を感じたので再度服薬。すぐ頭痛が治まり、たっぷり眠る。

からの、翌朝ディズニー方面へ向かおうと準備を始めたら前日のひどい頭痛の片鱗を感じた。偏頭痛の薬というのは飲むタイミングが重要らしく「痛くなりそうなとき」とか「痛みが我慢できなくなってから」だと思うような効果が得られないらしい。「痛くなってきたとき」そのタイミングで飲むのが大切と医者に言い含められていたので、あと慣れない薬により運転中に眠くなったらコワイというのもあり、様子を見つつ荷物のパッキングを済ませて車に積み込み、とりあえずロキソニンだけ服薬して、出発。

どうにかミラコスタに着いた頃にやはり頭痛が激しくなってきた。前日ほどではないが普通に痛い。で必殺の偏頭痛薬を飲んでみたところ、やはり魔法のように痛みが治まったのであった。魔法や!!!魔法の薬やで!!!!

ディズニーランドに行く日の朝にも偏頭痛の片鱗を感じ、痛くなってきたタイミングで服薬、すぐ治まる。治まり方に感動しつつ、5錠しかもらえなかった薬がもう残り1錠しかないことに不安をおぼえつつもディズニーランドを満喫し、夕方帰路につき、無事帰宅。

翌日のテレワークの昼休みに再度頭痛外来を受診し、同じ薬をもうちょっともらうことに成功した。

からの、それ以降はまだ一度も偏頭痛が起きていない。ディズニーウィークと共に訪れたあの偏頭痛祭りは一体何だったのか??謎は深まるばかり。

今回医者の説明を受けて偏頭痛の仕組みを若干理解。色々な要因で脳の血管が膨らみ、周りの脳を圧迫するので痛みが出るわけだが、「色々な要因」の中に「セロトニン不足」があるらしい。セロトニンといえば鬱とかにも関係のある、おひさまにも関係のあるアレ。単にストレスで体内のセロトニンが減少して頭痛を引き起こすこともあれば、逆にテンション上がっちゃってカラダのほうでセロトニンを使い果たしてしまって脳に回らなくなって頭痛が起きるみたいなこともあるらしい。ほんまか??でもそう考えると、ディズニー2泊3日という一世一代のイベントにカラダがセロトニンで満たされたのか?という気もしてくる。よくわからんけど。

とにかく私は偏頭痛薬という御守りを手に入れたのでもう偏頭痛あんまり怖くない。来るなら来いという気持ち。頭痛外来、あんなに近所にあるならもっと早く行けばよかったという気持ち。