去年、学生時代のサークル仲間との忘年会の2次会で後輩たちとカラオケに行った折、後輩が「じゃあ〜令和の歌しばり〜」とか言ってきて困った経験あり。あいみょんの「マリーゴールド」は前にセッションで弾き語りしたことがあったからそれは歌えたのと、YOASOBIのアイドルのダンスを覚えたことがあったからそれも歌えたけど、え?令和の歌全然知らんな?となった。なんかAdoの話になり「うっせぇわの人よね〜」とか言ったら「Adoの歌うっせぇわしか知らないのはさすがにやばい」とか言われて、え!そうなの?!とガチで驚くなどする。
からの別で会社の人と行ったカラオケにて、Adoの「新時代」を歌ってて「これわからん」となってたら「これ知らんのやばい」みたいな感じで、何?いま日本はAdo中心に回ってんの?となった。
というわけで令和の歌をもっと摂取していこ、となったのであった。ツールとしてはSpotify入れてるので無限に聴くことができるのに、ピロウズとかミッシェルとかエレカシとかイエモンとかばっか聴いてた。平成懐古厨と言われても言い返せないね。
でどうやって令和摂取していこーかなと考えてみて、自分と令和の細々としたつながりを取っ掛かりとして、Spotifyでプレイリストを作ってみると、Spotifyが「これも好きやろ?」という感じでリコメンドしてくれるからそれも聴いて好きならプレイリストに入れてく、という方式にしてみた。
結果、令和の歌イイ〜!となってるのが今。なんか、元気になるね。元々グランジ系というかシンプルで骨太なギターロックみたいのを好んで聴いてたけど、いろんなコードや手法を駆使してこれでもかと詰め込んだフルコースみたいなポップソングの「どや!!」という感じ、これはこれで、良い!なんか令和の曲聴いたあとでTheピーズとか聴くと「これはデモテープ?」みたいになってしまう現象すら。いやピーズはピーズで大好きなんだけど。言いたいのはもう全然別物ってこと。ギターロック系の曲たちはいかに内省的で自分の存在を揺さぶってくるかってところに私は価値を見出すわけだが、令和ポップソングは逆にどんだけ社交的でエンパワメントできるかみたいなところに価値がある気がする。知らんけど。
というので最近気に入ってる令和ソングをアーティスト別にしてみた。正確に言うと平成に発表されてる曲も混じってるかもだけどwまあ別にいいよね。
米津玄師
朝ドラ「虎に翼」の主題歌の「さよーならまたいつか!」が良すぎてずっと聴いてる。そこから「LADY」とか「アイネクライネ」とか「毎日」とかの、私でもサビは知ってた有名曲を聴いて、やっぱ流行るだけあるな〜と感心しながら聴いてる。あとジブリの主題歌だったっぽい「地球儀」がすげー良いのよ。歌詞の中に「この道が続くのは 続けと願ったから」という部分があって毎回グッときちゃう。良い曲やー。
Mrs.Green Apple
紅白で「ダンスホール」聴いて、めっちゃ良い曲やな??となった。子どもたちも保育園のお片付けの時間にたまにかかるらしくて、一緒にダンスホール歌ってる。Spotifyで他の曲も聴くけど大体明るくて忙しくてパワフルで、いいね。なんかのインタビューで実は3人とも陰キャですみたいなこと言っててわろたけど。「ライラック」とか好き!あと「青と夏」、この前地元の花火大会の折、音楽に合わせて花火ぶち上げるみたいな時間帯の一発目が青と夏で、すごく良かった。あと正確にはミセスではないのだろうけどミセスのボーカルの子と井上苑子という人が一緒に歌ってる「点描の唄」がすごく良い。この前遊園地行った時にめっちゃミセスかかってて、いちいちニコが「ねえ!ママのだーいすきなうたかかってる!」とか言ってきたので照れちゃった。ギターロック系ばっかり聴いてたからこういう「遊園地で好きな曲が有線で流れる」という経験をしたことなかったと気づいた。良い経験だった!
Creepy Nuts
本来全然令和ではないのだろうけど私が令和に知ったから令和枠。クドカンのドラマの主題歌の「二度寝」が良くて聴き始めた。アラバキでも観れたけどめっちゃ良かったです。「のびしろ」が1番好きかも。ファーストテイクもよかったよのー。「よふかしのうた」とか良い!あと合法的な飛び方がどうのというやつとか。あとブリンバンバンは子どもたちも大好きで「かけて〜」と迫ってくる。かけるとあの踊りやってくれる。保育園でやってんの??どこで仕入れてんだろ。あと菅田将暉と一緒にやってた日曜日よりの使者のカバーが秀逸だね!あれカラオケでも歌いやすそう、ベースの曲はみんな知ってるし。
藤井風
名前は知ってるけどちゃんと聴いたことない人ランキング第1位だった。Xで知り合った人に「たっきさんこれ好きそう」と勧めてもらったのが「さよならべいべ」と「もうええわ」で、聴いてみたらかっこよ!みたいな。方言でこんなにカッコいい歌書けるん?みたいな。「何なんw」とか「きらり」とか「死ぬのがええわ」とか、なんか一度聞いたらサビ歌えるみたいなキャッチーさもありつつ、音源的にもちゃんとしてるんだろうなみたいのがすごい。「まつり」聴くと青森出身の同期を思い出すので本人にそう言ったら「藤井風聴いたことないから聴いてみる」「新しいの来ると1回寝かせちゃうから良さに気づくのに3年かかる」とか、これ私が打ったLINEかな?と思うほど同じ状況でわろた。やっぱ30代も後半になるとみんな懐古厨というか守りに入っちゃうよな。すでに好きなものがあるから、新しいのが入ってくる隙が無いというか。うちの後輩の男子が藤井風好きと言ってたから今度話題に困ったら藤井風の話しよ。
いったん会社着きそうだから今日はこんなとこにしといたろ。