こさえる話

先週はバレンタインデーだったので、旦那に「確実に美味しい既製品のチョコと、私が作る未知数のチョコとどっちがいい?」と問うたところ、音速で「手作り」と返ってきたので、チョコを作ることになった。

ちなみに私のお菓子作りの腕は、ヘビ並みです。
要は腕がないのです。


でも手作りチョコを所望する旦那の気持ちを尊重せなばならんと考え、まー無印で売ってる手作りキット的なものでなんとかするか と考えた。

で、最近は無印もいろいろ出してるからなぁと思い、「なんかリクエストある?」と聞いたら、今度は光の速さで回答してきた答えがこれである。

 

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ザッ…ハ…

 

となった。

 

ザッハトルテはお店で買うものであって家で作るものではないと思っていた。
ましてやお菓子作りヘビ並みの人が作ってよい代物とは到底思えなかったのである。

でも逆にもはや面白いので、ザッハトルテを作ることを決めた。
14日は平日なので、12日(月・祝)の夜にザッハトルテを振る舞うことを旦那に約束した。

クックパッドでできるだけ簡単そーなレシピを探しあて、前日のうちに材料を買い求め、決戦の日に備えたのである。


サテ当日、勢い込んで板チョコを割りまくったり牛乳やら小麦粉やら卵やらと混ぜまくったりしたものを炊飯器にセット。
そうクックパッドは炊飯器でザッハトルテを作るすべを教えてくれたのである。

早炊きモードでスイッチを入れれば、次に炊飯器がピピピと音を立てた時にはケーキ本体が出来上がってるはずで、あとはそれにチョコに生クリームを混ぜたものをかけまくってトッピングしたら完成見込みであった。

果たして炊飯器は元気にピピピと声をあげたのだが、ふたを開けてみると真ん中あたりがまったく火が通っておらなんだ。

無言で一度ふたを閉め、再度早炊きボタンを爆押し。
再度ピピピという音に呼ばれてふたを開けるが状況はほぼ変わっていない。
ここでチョット泣きそうになる我。

 

このまま炊飯器に頼ったとしても状況は好転しないだろうし、なんなら釜に触れてる部分がコゲてしまったりしそうだなと予想。
失敗の二文字が脳裏をよぎるが、諦めたらそこで試合終了なのでダメ元でグーグル先生に「炊飯器 ケーキ 生焼け」と尋ねる。

 

すると炊飯器ケーキはやはり失敗例も多いらしく、ほぼ同じ内容のヤフー知恵袋などが多数見つかり、その回答例の中に「ラップで包んでレンジでチンせよ」というものを発見。
ダメ元でそれをすることに即決。

 

とはいえ、「炊飯器の中で生焼けになっているケーキをラップで包む」という行為自体もなかなかどうして難易度が高い。
炊飯釜をひっくり返して振っても出てこないので、端をこそげてみたところ、プッチンプリンの要領で出てきたものの、まっすぐ出てこなかったためにラップの上に落ちる際にちょと曲がってしまった。
もはやあまり詳細にはこだわらず、ラップでぐるっと包んでレンジにぶち入れる。
神は細部に宿るというが、神だいぶスタコラサッサしとる。

でも食えればいいと思った。

 

でレンジのまえでソワソワすること2、3分、レンジの扉を開いてみたところ、ウソかと思うほどちゃんと火が通っていい感じにスポンジ化していた。


やったーー!と思いつつそいつを引き上げ、バットに網を乗せたものの上に乗せ、チョコを一気にかける。

なんかそれっぽくなった。

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そこへ百均で買ったドライフルーツや金箔をパラパラやってちょと冷やすと、なんとはなしにザッハトルテっぽいものが出来上がったのである。

旦那に食べさせたところ「確かにザッハトルテっぽい」というコメントもあり、見事ザッハトルテっぽいもの」の称号を得たものである。


お菓子作りはなかなかハードルが高いけどたまになら面白いなぁと思った三十路なのであった。

 

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おわり。