今日で入院も最終日と決まり、明日の退院に備えてよりいっそう身体の回復に備えたのであった。
と言ってもヒマなのでアマプラで映画を観たり、自分の合唱団やバンドの過去映像を観たりしていた。映画は「南極料理人」と「変態仮面」を観た。
夕方になり旦那とムスメが差し入れを持ってきてくれたのでしばしの邂逅。昨日と同じくこちらの寂しさに構わずけっこうあっさり「バイバ〜イ!」とか言って帰っていくムスメ。
そのあとお風呂前のタイミングを見計らってテレビ電話をしてみたら、やはり昨日と同じく最後の方で急に寂しくなってしまったようでしょげてベソをかきはじめるムスメ。鼻ちょうちんをふくらませながら泣くムスメを見かねて旦那がムスメを連れて病院に少しだけ来ることに。
玄関で待っていると靴も靴下も履いてないムスメが上着だけ無理くり着せられた様子で旦那にだっこされてクルマから出てきた。抱きついて来たのでういやつめ〜と思いギューと抱きしめたら「ちょっとそういうの強いんで…」って感じでイヤがられた。なんなん。
小さな声で「ママがいい〜」「ママと一緒に帰るの〜」とつぶやき続けるムスメ。私も一緒に帰りたいよ…
でも今日は帰れんし、もうムスメもお風呂に入らないといけない時間なので一計を案じ、ムスメの大好きなボーロの話をして、ボーロがいかに魅力的な食べ物かということを思い出してもらったタイミングで「ボーロ食べたい?」と聞いたところ力強くうなずくムスメ。
じゃ〜あげようかな、つって探すふりをして、病院にはないんだった!おうちにあるかも!パパにおうちにボーロあるか聞いてみたら?と言ってみたら、旦那に「ボーロあるぅ?」と聞くムスメ。
おうちに帰っておりこうさんにお風呂に入ったらボーロ食べよっか、と旦那が言うと、かなり嬉しそうにニヤニヤして立ち上がるムスメ。割とあっさり「じゃーねー!」なんつって帰路に着いたのであった。おいおーい。
でも車に乗る段になって騙されたことに気づいたらしく再び号泣していた。
旦那によると帰宅してすぐボーロを食べて少しだけ機嫌を直したけどわりとふてていたらしい。風呂からあがったらボーロつってたくせにぃ。まあ仕方ない。
そのあと、実家からかけつけたオカンが到着し、オカンが買ってきたシルバニアにより完全に機嫌を直したらしい。
シルバニアに完敗…。
まあ機嫌直ったんなら良かったけどね…うん。