アマプラを徘徊していたら「ソーイングビー」という番組を発見。ソーイングというくらいだから裁縫がらみなのだろうなと思い番組情報を見たら異様に評価が高くて興味を持つ。どうもテレビチャンピオン的なものらしい。
アマチュアで裁縫を趣味にしてる人が集まって腕を競うという。孫に服を作るのが好きなおばあちゃんから、海賊のコスプレが趣味のトラック整備士まで、いろんな裁縫自慢が集まってる。制限時間内に決められた課題をこなし、出来栄えやアイデアを評価されるという。
テレビチャンピオン的ではあるのだが下世話さが全然なくて、出場者同士仲良くなったり称え合ったりしてて微笑ましい。同じ趣味を持ってる同士だからそりゃ打ち解けるのも早いよねぇ。
で会社帰りにシーズン1の1話を見ただけで裁縫したい熱がモコモコ出てきて、土曜の朝から早起きして裁縫を始めた。
けっこう前に、旦那の着古したネルシャツをほどいてムスメのワンピースを作ろうと思って、裁断までは終わってたのだがなんかそのまま放置してたのを思い出して、それの続きを始めた。
今まで自分は自分が欲しいものを作るために裁縫してたので、少しでも早く作りたいっていう思いがあって、こまめにアイロンをかけたりしつけ糸で仮縫いするとかをめんどくさがって省いてたことが多いのだが、今回ソーイングビーを見て、やっぱり丁寧に作るとそれだけ完成度も上がるし、そもそもそういう「丁寧にやる」工程を楽しみたいと思うようになった。ソーイングビーは時間制限があるので、みんか時間に追われながら裁縫をするのだが、「もっと丁寧にまつり縫いしたいけど今回は時間がないからやめるわ」とか「ほんとは襟をもっと複雑にしたいけど時間内には無理だ」とか、残念そうに話すのを見てると、逆に時間かけて丁寧に作る喜びっていうのを感じた。あと、小物やムスメの服は作ったことあるけど、旦那の服や自分の服はほとんど作ったことなくて、旦那はシャツを以前2枚作ったけど出来栄えに納得いかなかったし、自分の服もいつか作ってみたいなぁと思うようになった。生地代を考えると、大人の服って買った方が安いことが多いのだが、なんか自分が作った服を自分で着てみたいなぁと思った。あと旦那のシャツももう一度チャレンジしようと決めた。もっと丁寧に作ったらきっともっとうまくできたはず！
難しい服にチャレンジするより、簡単な小物やムスメの服をちょろっと短時間で作る方がいいと思ってたけど、なんか難しい服にチャレンジしてみたくなった。ソーイングビーすごい。ムスメの服ももっと手の込んだもの作ってみたいな。何作ろうかな！もうすぐ産休だし、楽しみだ。
