スーパーで売ってる大袋のお菓子をなんとなくストックしているのだが、ひとつの袋に2種類以上のお菓子が入っているアソートがちょっと苦手である。
私は知っているがバニラもココアも美味しいのである。バニラが甘めでココアはほろ苦い。
だけどこういうアソートのお菓子は、食べ進むうちに、どっちも好きなのに、どっちかが「より好き」になるのである。
袋に手を突っ込んで1つ取り出して、最初はそれがバニラでもココアでも、「美味そう」と思うのに、次第に「ココアか…」なんて思うようになるのである。
でもバニラばっか食べてると最後にココアばっかり残るから、バニラとココアを交互に食べようとしても、ココアの順番が来るとやっぱり「ココアか…」と思うのである。
だいたい「最後にココアばっかり残るから」という動機が不純である。
たぶん平気で二股かけるような人は、バニラもココアもずっと美味しく食べるのであろうなぁと思う。
バニラが続いても、「バニラ美味いなぁ」と思うし、最後にココアだけいくつか残っても、「ココア美味いなぁ」としか思わないのであろう。
だからアソートは苦手だ。
いま律儀に交互に食べてる。
次はバニラの番。
なんかアメとかでも、メロン・ブドウ・りんご・パインとかの味が入ってると、なんとなくブドウを選ぶようになっちゃったりして気づけばブドウがなくなってたりとかして。
最初から全部パイン味なら全てのアメを美味しく食べられるのに、アソートだったがためになんとなく、「ハズレ」みたいな気分を味わうことになる。
パインも浮かばれまい。
なんかカレー食べる時も私はスプーンの上に小規模な「カレー」を作らないと気が済まないというか、ルーとライスの全体の割合が3:7ならずっと3:7で食べたい。食べ進んでルーの下にめっちゃご飯があったりするとちょっとガックリする。
全然違いますか?違いますね。