とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

最近の話

子どもとか自分とか。

 

◆おつぅとん

たった今、イチコが「ママのおつぅとん!ママのおつぅとん!!」と怒りながら私の布団にもぐりこんで来た。布団にもぐってくるのカワイイけどなぜ怒ってるのかわからない。

 

◆江戸っ子

イチコが最近、太陽のことをさして「おてんとさま」と言うようになってしもうた。少し前までは「おひたま」とか言ってたのに突然おてんとさまになっとった。古風!

 

◆たつじー

イチコが「たつじー!たつじーいるよ!」と言うので竜爺…?と思って見ていると、そこには公園の脇でタバコをふかすおっさんが。あの人竜爺なの…?と思ったら、「タクシー」のことだった。おっさんは休憩中のタクシー運転手だったのだ。むつかしいわ。

 

◆おばさん

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を熱心に見ているのだが、ヒロインの最初の夫らしいミノルさんというイケメンがジャニーズっぽくないのにジャニーズらしく、ググったらSixTONESというグループらしいので旦那に「シックスストーンズっていうさぁ〜」とか話しかけたら、鬼の首を取ったような顔でストーンズって読むんだけどね」と言われるなどする。朝ドラウォッチャー仲間のKぬに「SixTONESってストーンズって読むって知ってた?」と聞いたら「うそやん」と言っていた。自分のアラフォー感を感じた。

 

◆反抗期と七五三

先日敢行した七五三にて、同行してもらったカメラマンが撮ってくれた写真が納品されて眼福。眼福なのだが納品された瞬間がちょうど、絶対に夕飯を食いたくなくてこちらをおちょくりに入ったイチコとの全面対決のさなかだったため、スマホの中のめちゃくちゃカワイイ娘と目の前のめちゃくちゃ憎たらしい娘とに対峙する自分が共存できなくなり、危うく自分の中にふたつの人格が生まれそうになるなどした。

ほんっとにイチコの最近のイヤイヤぶりはしんどい!なんなんだ本当に。「理解してるのに無視する」が基本スタンス。次いで「聞こえてるのに『は?』とか『え?』とかいって食い気味に聞き返してくる」が第二位。ほんと神経を逆撫でしてくる。言わないように気をつけてるけどほんっとに腹立つと「もう知らん!」と言ってしまって、途端に被害者ヅラになるイチコ。このヤロー!

 

◆油

美容院で購入し大事に使ってるヘアオイルを、イチコが見せろ見せろと言うので「気をつけてね」と言いながら渡したら「気をつけt」くらいでもう落としていてビンの半分ほどが床にぶちまけられた。言わんこっちゃねー。

子どもと暮らしていたら液体はぶちまけられ粒状のものはばらまかれ紙片はやぶかれ糸はこんがらがる ということは分かった上でだけどこのヘアオイルの件はなんだかショックで思わず無言になってしまったのだった。ヘアオイルが高かったとかそういうことではなく、なんかヘアオイルが象徴する「自分を大事にすること」そのものが無駄なような気がしてしまって悲しくなったのだった。イチコは頭を撫でてくれたのであった。気をつけろや全く。

 

◆安眠ポーズ

とかくヒリヒリしがちな私とイチコの関係に引き比べてニコは本当に癒し系アイドルなのであった。

寝る時はいつもこのポーズ。

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就寝時はひゃんひゃん泣いてはせっせとこのポーズになりたがり、このポーズが完成したら即寝なのであった。かわいいか。

 

◆姉妹

私ともヒリヒリするイチコだがニコともわりとヒリつくのであった。ヒリついてるのはイチコだけでニコはイチコに対し絶対の憧れを持ってるだけなのだが、イチコはニコがオモチャを取ったと言ってはニコのアタマをはたき、ニコが髪を引っ張ったと言っては大げさに泣くのであった。ちょっとは受け入れてやれ。

と言いつつニコのアグレッシブさに親もタジタジなのであった。まだハイハイできずにズリバイのくせに、標高15センチくらいであれば果敢に乗り越え目標物をつかむ。つかんだら離さない。そして口に入れて吟味する。

イチコがあんまり動かず変なモノを口に入れようとしたりしないタイプの赤子だったのでニコの活動範囲が広くてビビる。

 

◆よく食う

よく動くニコだが離乳食もよく食う。おかゆが好き。おかゆだと顔からつっこんでくる。納豆とかもあげてみたけど一瞬とまどってたけどすぐ順応してた。トマトとか魚とかも平気。

でもどうしてもエプロンしてくれん。

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つけるとエプロンを食べる。口がエプロンの首のとこにはまっちゃって、なんかヒョウタン型の生き物みたいになる。

 

◆ぽや毛

イチコは赤子の頃から怒髪天を衝くって感じで剛毛だったけどニコは猫っ毛で髪が薄い。なかなか毛が生えてこなくて、後から生まれた子たちと会うと完全に頭皮は追い抜かれてる。アタマ触るとぽやぽやしてなんとも気持ちいい。

先日家族で出かけようとした際、そのぽや毛に何かがこびりついてたから旦那に聞いたら「ご飯の時についちゃったみたいでさ〜拭いたけど取れんのよね」みたいなことを言っていた。そんな!諦めたらそこで試合終了なのでホットタオルを作ってやってアタマをなでなでするとすぐ取れた。諦めたらダメ!

 

◆焚き火

結婚した頃くらいからずっと旦那が「焼き芋したいな〜」と小さな声で言い続けていたのでいつかはやりたいと思っていたのだが、先日22キロも芋を掘ってしまったので、同行したママ友たちと焼き芋大会を催すことに成功した。

なんならそのうちひとりのママ友の旦那はアウトドア用品のメーカーを立ち上げたような人だっつーことで結果的におんぶに抱っこで頼りにする。

焚き火兼バーベキュー兼焼き芋って感じで会は楽しく進行。ふと気づくとイチコが土手の上にひとりで佇んでるということが複数回あり笑う。

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何か思っていそうな感じ。

解散後、旦那は満ち足りた表情で焚き火台をほしがり、イチコは車で爆睡し、ニコは乳を欲しがって泣いた。

 

◆お祭り

今日は地元のプチ祭りだったようで、イチコと私で出店を冷やかしに出かけた。

チュロスとかまんじゅうとかリンゴ飴とかたべた。

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かなり人が多くて、一瞬イチコから目を離したら見失うなどした。イチコー!と呼ぶのだがおらず一瞬焦ったけど、すぐイチコが持ってた赤い風船が目に入り、私からイチコは確認できるけどイチコはまだ私を見つけられてない、という状況になった。

するとイチコはママ〜!とか呼ぶわけでもなくあたりを見回して私がいないと気づくと、なんだかアサッテの方向にダッと駆け出したのだった。こちらも慌ててイチコぉー!!と叫んだためイチコが振り返り事なきを得たが、子どもが迷子になるメカニズムを見た気がしたのであった。子どもがはぐれた場所でじっとしてるわけないんよなー。親としてははぐれたゾーンあたりを重点的に探すけど、あの様子ではてんで見当違いの可能性あるね。

帰宅してから旦那と一緒に、イチコに「パパやママがいなくなっちゃったと思ったら、その場に立ち止まって大きな声でママ〜!パパ〜!って呼ぶんだよ!」と必死でレクチャーしたけど「そうだね〜!わかったよ〜!」なんつって大変軽い対応だったので全然心に刺さってないと思われる。コワイわー。

 

 

まあそんなこんなでした。明日からまた1週間がんばろう。と思ったら明後日は休みか。おー。いいね。