とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

代車のキー騒動の話

ちょっと前に近所のショッピングセンターの駐車場で旦那がクルマを盛大にこすり、こすったな〜とは思ってたけどそのまま人生を過ごしていたら、隣に住む叔父がうちの車を見てたまげて「これほっといたら錆びるよ!!」と忠告してくれた。叔父の紹介で安く修理してくれる店も見つかり、クルマを預けて代車がやってきた。

 

ら、その代車のカギをなくした。

 

えっ待って待って?と言いながら心当たりを探したけど全然無い。「おさるのジョージ」の黄色いおじさんが「なくしものをしたら、その日とった行動をもう一度たどってみることだ」ってジョージに言ってたから、経緯を確認してみた。

 

・テレワークの日に、掃き出し窓を開けて換気をしていたら叔父が来て「代車のカギだよ〜」と言ってやって来たので受け取った

・テレワークの日の昼休みに、いらない服をまとめて古着屋に売りに行きつつ、メルカリで売れた商品をコンビニに発送しに行った(チャリで)

・子どもらを保育園に迎えに行き、帰りに近所の公園で少し遊ばせた(チャリで)

・クリーニングに出してた服を取りにクリーニング屋に行った(チャリで)

・古着の代金を受け取りに古着屋に行った(チャリで)

・家で夜のルーティーンを過ごした

 

これらをこなしたのは間違いないのだがこれらの順がよく分からない。カギを受け取ったのが昼なのか夕方なのか?子どもらを迎えに行く前か後かがよく分からん。

とりあえず警察の落とし物サイトは確認し、該当なし。クリーニング屋と古着屋には電話して落とし物が無いのを確認。その日着てた服のポッケやカバンの中にも無い。保育園にも通りすがりに聞いて、無かった。保育園帰りに行った公園も一応見て回ったがそれらしきものは無い。インキーか?と疑い車の中も一応見たけどそもそも代車にまだ手を触れたこともないから無いと思った。実際無かった。

イチコニコに「このくらいのさー、ボタンがついてる黒いやつ知らない?」と問うも、イチコは目を逸らして「しらない」と言うし、ニコはニコニコしながら「わきゃんない!!!!」と叫ぶのであった。

 

叔父さんに「私が代車のキー受け取ったのって昼?夕方?」という記憶喪失LINEを入れると、夕方だったことが判明。てことは昼に古着屋→コンビニなのは確定として、夕方の行動が、

古着屋→クリーニング屋→保育園→公園→家

のどこにキー受け取りが入るのか問題に立ち戻る。

叔父に他のことは覚えてないか問い詰めると「そういえば代車から降りた時にイチコちゃんがじっとこっちを見てた」という重要情報が!!

ってことは古着屋とかクリーニング屋はもう関係なく、保育園とか公園とか寄って帰宅した後にキーを受け取ったことになる。

 

てことは家の中にあるんだってのは分かるが、家の中も散々探してるからもう途方に暮れる感すごい。途方に暮れて布団で横になってたら旦那がそれを見つけて「あっコラ!さぼらずに探しなさい!!」みたいにしてめっちゃ怒られる。このヤロー。誰がクルマをこすったせいで修理に出してるんだ〜。まったく。でも悪いのはほぼ私なので起き上がって捜索再開。

 

叔父の言葉から推理するに「見慣れぬ車に乗って叔父が来る」「その車のカギをオカンに渡す」なんていうビッグイベントをイチコが黙って見過ごすわけないんだよなー。しかも記憶をたどると代車のキーにはなんか星座の早見表みたいなちょっとしたコンテンツみのあるキーホルダーが添付されていたような気もしてくる。絶対イチコが「みせて!かして!」となったんだろうなと推測。

そうなったらニコもさほど興味なくても「にこちゃんも!にこちゃんも!!」となるのは必定。夕方で疲れている私がいったんカギを渡してケンカを鎮めようとするのは予想の範囲内。そしてそのまま忘れるあたおか事態も私の場合想定範囲内。

でカギを渡したとして、ニコの無駄に力強いアタックにイチコが辟易してカギをどっかに隠したに違いない。

イチコがものを隠すといったらカバンの中かオモチャ箱しかない。

 

というわけでイチコのカバンを見たが空振り。オモチャ箱を捜索してみた。

 

ら、発見した。

 

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思わずワー!!ってなったよね。旦那とか叔父とかに見つかったLINEしてイチコに「コレここに隠したんじゃない?」と問い詰めるも「いちこちゃんしらないよ〜〜」と目を逸らすばかり。このヤロー。

 

というわけでキーが見つかったわけで一件落着かと思いきや、翌日である昨日、また代車がらみの事件が。

私がカインズに買い出しに行こうとしたらイチコニコが急にママっ子になって号泣しながら足という足に絡みついてくるという事態になり、やむなく旦那に代わりに行ってもらうことにした。そしたら「なんかエンジンかかんないからチャリでいこーかな」とか言ってくる。

代車はいつものクルマとちがってキーを差し込んだりはせず、キーを持ってる状態でエンジンボタンを押せばエンジンが起動するタイプなので、あー分かんなかったんだろうな。と思って私がエンジン入れに行ってみたのだが手順通りやってもなんか「カカカカカカ」みたいな音がして全然エンジンがかからない。この音聞き覚えあるんだよなーと思いつつ叔父に代車のエンジンがかからない旨を伝えたら見に来てくれて、案の定バッテリーが上がっていたのであった。なになの…。

 

叔父によってほどなくバッテリー上がりは解消された。叔父によると「バッテリーが弱ってるみたいだから、乗らなくても1日1回はエンジンかけたほうがいいよ」とのこと。なんてかまちょカーだ。

 

今のところ乗り物として何ひとつ役に立ってないだけでなく、キーの捜索&バッテリー上がりで苦労ばかりかける物体と化している代車だが、これ以上のトラブルは御免こうむりたいのでとりあえず1日1回エンジンを空ぶかしすることにはした。あーめんどい。