とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

おいピータン!!という不思議な漫画の話

最近本棚のキャパが一杯になってきたのもあり、本棚の断捨離をしてメルカリに出すなどしていた。

その際、「おいピータン!!」という伊藤理佐のマンガを見つけ、これどーしようかなと思ったのだが、結果として売らんなこれは絶対、となった話。

おいピータン!!(1) (Kissコミックス)

伊藤理佐のマンガ全般だが、絵はとにかくふんわりしててヘタウマな感じではあるのだが、なんとも言えない「こういう奴いるいる」感があるのだ。作者が人間観察力に優れている・友達が多い・友達の話を聞き出すのがうまい、とかなのかなと思うのだが、子供の絵みたいな絵からは想像できないリアルな大人の悲喜こもごもが上手に描かれているのだ。笑える・泣けるシーンがけっこうある。

伊藤理佐のマンガもいろいろあるのだが、育児漫画を含むエッセイはやっぱり作者の言いたいこととか生活とかが強く出るので、共感とかよりは「漫画家ってこういう感じなんやね〜」と思う方が強いし、エッチみが強い作品はまあそういう作品よねと思って読むので、おいピータンはほんとちょうどいいあんばいなのだ。恋愛・仕事・結婚・育児・親孝行など誰もがどっかで当てはまるライフステージの話も多いし、かと思うと「どうしてもカレーが食べたい時」みたいなしょうもない話もあったりしつつ最後はほっこりしたり、あとすごいのは全ての話が「食べ物」をテーマに回っていくという点。これがほんとすごい。画力的には特にアレなんだけどほんとその食べ物が食べたくなることが多い。

 

っていうのを再確認し、おいピータン!!は胸を張って我が家に残留いただくことになりました。

メルカリで本ってけっこう売れるなぁ。アマゾンより安めにしておけば、よっぽど傷みがなければ売れるね。

逆に服とかってあんま売れないねぇ。ブランドもんならちょっとは売れるけど、大したことないブランドだと閲覧すらされないからねぇ。

育児グッズとかは売れる。欲しいけど新品を買うのはちょっと…ていう気持ちもすげーわかるし。

 

そんな私の断捨離。昨日はふたつ、今日もひとつ売れました。