なんかのSNSで知った本を読んだ。
イチコのイヤイヤ期でjokerになりそうになってた時期に知って、読みたいな〜と思って探して、ブックオフのウェブサイトにあったから注文したのに待てど暮らせど届かなくて、よく見たら「品切れでした〜ごめんねテヘペロ」みたいなメールが来てた。くそー。
仕方ないのでメルカリで買い直して、届いたので読み始めたらこれが面白いー！
世界のいろんな文化圏(アルゼンチン・アフリカ・中国・韓国・日本・アメリカ…て感じ)での育児習慣を紹介していて、結論としては「いろんな考え方あるね〜」みたいな感じで、断定調じゃないのがとてもよい。著者がジャーナリストかつ母親っていう人なので、母親としての自分の育児も省みつつ、育児に関するいろんな論文にも目を通していて、そしてたくさんの育児中社会人に取材をした上で書いている。文章がウィットに富んでいて、ちょっと皮肉っぽかったり自虐っぽい時があるのもとても良い。
アフリカの部族の父親が、母親の不在時に赤子に自分の乳首を吸わせるっていうのを読んで旦那にそれを言って、やってみて！！！と強く言ったところちょっと血迷って吸わせてみようとしてたけど、ニコが旦那の乳首をおっぱいだと認識しなかったので我にかえり「アフリカでやってるからってなんなわけ？！」と少し怒っていた。男の乳首ってなんのためにあるんだろうね…。
幸いにも私はjoker期は抜け出すことができたのでこの本も楽しく読めたけど、今jokerだって人にもぜひ読んでほしいわ。気が楽になるかも。
