今日は産前最後の都心行きとして美容院に行ったので、その行き帰りに本を読んだ。ずっと前にAmazonで買ったまま積ん読になっていた「死刑執行人サンソン ー国王ルイ16世の首を刎ねた男」。
荒木飛呂彦がジョジョ7部のジャイロ・ツェペリを描く際にモデルにしたといわれるシャルル・アンリ・サンソンの人生を中心に、フランス革命の前後について描いた新書。
新装版だと荒木飛呂彦が表紙絵を描いてすらいる。
私はジョジョ全編を通じてこのジャイロが1、2を争うほど好きなキャラなのでモデルとなった人の本もいつか読みたいと思っていた。のだがモデルとはいえ直接ジョジョと関係ないしなかなかおみこしが上がらなかったので積ん読となっていた。
けど今回一念発起して読んで、すごく面白かった!サンソンが人間味のある魅力的な人として生き生きとしていて、それと関わる革命時代を生きた人々もそれぞれ勘所をとらえて描かれていて、ちょっとした歴史小説を読んだような読後感。面白かった…。
面白すぎて「ベルサイユのばら」の文庫本をメルカリで買っちゃったよね。ベルばらに出てくる人がめちゃめちゃ出てくるんだもの。国王や王妃をはじめ、デュバリー夫人とかロベスピエールとかサンジュストとか。
あと普通にジョジョ7部を読み返したくなる。ジャイロええのよね〜。
というミーハーな感想。