ウエストサイドストーリーのAmericaという曲が好きでいろいろ調べてたら、「インザハイツ」という映画を観ろとサジェスチョンが出ていて、観よう観ようと思いつつ観れてなかったけどこの前ふせんで頭の中整理した時にわりと早めに出てきたから観たかったんだと思う。
そして今観た。すんごい良かった!泣いちゃった。
悪者が1人も出てこないのが良いな。強いて言うならニーナに意地悪しているというご学友の皆さま…おー?!ふざけんなー!!
ニーナの父親が高校を出られなかったみたいな話で周りが驚いた時に、父親が言うセリフで泣いちゃった。父親の気持ちも分かるし「私に全部背負わせないで!」ってプレッシャーに感じるニーナの気持ちも分かる。
なんかもう、いろんな形の愛情がつぎつぎ出てくる感じでほんと素敵な映画。ラップもカッコよい!
特に好きだったのは↓の二曲。
おばさん3人組の美容師トリオがいるのだがその人たちは映画の中でずっとムードメーカー的な動きをしていて素敵。猛暑に停電でみんなやられまくっちゃってるんだが、おばさんが現れて「ラテン系が夏負けしてどーすんの!!地元のカーニバルだよ!!」みたいな感じで歌い踊りまくり、そこへ主人公のウスナビたちも合流してラップも挟まったり。途中の、プエルトリコの旗を掲げろ!メキシコの旗を掲げろ!みたいなとこかっこいいなぁ。「美しい旗に魂が宿る」っていう日本語訳もグッとくる。
宝くじ当たったらどーする?!ってみんなが期待しまくる歌。当たったらこんなことしたい!という純朴な人もいれば、当たったところでしょうもねぇ!みたいなやさぐれた子もいる。プールの中でソニーがラップするところが好きだなー。てかソニーの後ろのダンサーの肩の関節がえらいことになってて思わず目を奪われた。
ほんとオススメ!アマプラで観れる。