とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

令和の飲み会の話

先週に本部の飲み会があり参加。一次会は会社の食堂にて、仕出しの料理や瓶ビールを摂取しつつ、幹事が準備してくれたクイズとかで盛り上がり、割とあっさり散会。そのまま仕事に戻る人もちらほらいたけど帰る人も多く、二次会とか無いのかな〜と思いつつ帰路につきかけてたら、会社の下のコンビニの前で本部のおじさんが待っており「これから幹事の慰労会やるけど、来ない?」と誘ってくれたのでめっちゃ行くこととする。その後も通りかかる同じ本部の人をナンパし結局8人くらいで二次会へ。

 

安い中華の店で餃子パーティ。楽しく飲んでいたけど、後半ほろ酔いになってきたおじさん社員Tさんが私に「◯◯さんは女子力足りないんじゃないのぉ〜?」みたいないじりをしてきた。このTさんは普段とても良い人だし、こっちもおばさんになってきてこういういじり全然なんとも思わないので「なんならTさんの方が女子力高そうでウケる〜」みたいな適当な返しをしておった。そしたら私とTさんの間にいた20代半ばの女子がわりと普通のテンションで「この話やめましょー。誰も幸せにならないし」と言って、別の20代男子が「じゃあボクの家によく来る猫の話していーすか?」と90度くらい話題を変えたのだった。すごいな!!!令和っぽかった。すごく良いな〜。いまの若者見習わないといかんなーと思った。

この後もTさん、昔の武勇伝などをちょいちょい語って場を微妙な雰囲気にしておった。

 

ここで思い出されるのが高田純次の格言。

「説教」、「自慢話」、「思い出話」、

この3つを抑えていかないと自分は伸びない。

久しぶりにそういうシーンを目の当たりにして、高田純次の偉大さを改めて知るのであった。そして思い出してみると、Tさんは自分より歳上の人(うちの課のレジェンド)が帰るまでは女子力の話も武勇伝の話もしておらんかったんよなー。自分が1番上の立場になるとやっぱ説教・自慢話・思い出話モードになっちゃうのかねぇ…ほんと気をつけないとならんよな。

 

もうひとつ思い出すのは最近Twitterにて良いなと思ったやつ。

深爪 @fukazume_taro

私はどこに出しても恥ずかしくない中年なんだが、もうこの歳になると「己の存在自体が威圧」だと思ってるので、ヤングに対してはそれを踏まえた言動を心がけてる。

「余計な冗談を言わない」(気を遣わせるから)

「余計な謙遜をしない」(気を遣わせるから)

「要求ではなく提案の形にする」(気を遣わせるから)

「常に笑顔で接する」(気を遣わせるから)

「定時でさっさと上がる」(気を遣わせるから)

「有給をばんばん消化する」(気を遣わせるから)

ていうか、どんなにこのような言動を心掛けていても"気を遣われてしまう存在”であることに変わりはない、を噛みしめながら生きてる。

というやつ。特に「余計な冗談を言わない」「余計な謙遜をしない」が刺さるなー。謙遜についてはホントに100%同意。でも冗談のほうは難しいなー。最近息を吸って吐くみたいにしてしょうもない冗談が口をついて出てくる。でそんな自分が嫌いじゃない。だからどっちかっていうと「しょうもない冗談ばっか言う人」認定してもらった方がいいパターンかもなーと思った。

 

そういえば一次会のゲーム、ある質問に対する答えを見て回答者が本部の中の誰だか当てるというなかなか面白いゲームだったのだが、「無人島に本部の人を1人連れて行くなら誰?」という質問があって、8人の回答者のうち2人が私の名前挙げてくれててわろた。「なんか無責任にポジティブに励ましてくれそう」みたいな理由だったのもわろた。ちなみに4人の人が本部のSいくささんというおとなしい理系男子を挙げてて、理由が「頼りになりそう」とかの中に「自分の食べ物も分けてくれそう」とかがあって犠牲にさせられててわろちゃった。

 

というわけで、最近「細かいことは気にしない、元気で明るい小洒落たおばさん」を目指してたのだがそこに「若者に迷惑をかけない」も追加しようと思いました。いろいろあって大変!!!