とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

歯の話

このブログは老後に読み返して楽しい気分になるために書いているところがあるのでつらいことは書きたくなくて書いてなかったのだが、先日いろいろあって歯が欠けて、いろいろあって歯医者にインプラントを勧められた。その額なんと40万円。しかも40万円ポッキリではなく「40万円~」。

 

 

九州にいたころはIっさんのママが歯医者でずっと診てもらってたのだが、東京に来てからは行きつけの信頼できる歯医者がなく、ずっとジプシーだった。今回のもそれが一因としてあると思う。継続的に診てもらってないからなんかかんかほころびができてしまうのですな。

 

というようないろいろがあって歯が欠けた状態で過ごしていた。歯が一本半分以上無い状態になると、しゃべっててもちょっとしゃべりづらかったりする。しかもちょっと見えるところ(犬歯のいっこ奥)なので、大笑いしたりすると気になる。まあ今はコロナでずっとマスクしてるけど…

地元の歯医者2軒行ったけどどちらも同じ、インプラント一択という回答だった。なんなら「今日払って行かれますか?」とか聞かれたりした。世間の人って私が知らないだけで、40万円即金で払える生活を送っとんのかね。

 

で最後の望みを託し、Iっさんを通じてIっさんママに東京で知り合いの歯医者がいないか聞いてみた。今思うと12年前に上京するときに聞いとけばよかった。いや聞いた気もするけど当時は悲壮感がなかったからな。

Iっさんママの大学の友達のさらに友達?を紹介してもらい、都心の歯医者なのでちょっと遠いのだが今日行ってきた。

そして感動したのだが、インプラントを回避できるかもしれないとのこと。根っこが折れたりしてる様子が無いので何とかなると思うよ、と言ってくれたのであった。神~~

あとここからが本当に感動したのだが、特に何も説明なく何かをカリカリ作っていたのでなんだろうな~と思っていたら、「勝手に進めててごめんね~とりあえず仮の歯を入れときます。見えるところだから気になるだろうししゃべりづらいでしょ。あと歯が無い状態だと周りの歯茎の肉が盛り上がってきちゃって、状態が悪化するのでね」と言って、サラッと仮歯を入れてくれたのであった。これには感動した。

というのも別の地元の歯医者に行った際、インプラント一択と言われ、さらにそのインプラントにはいろいろ手順があるので歯が入るのは早くて半年後、長くて一年後と言われた。で、しゃべりづらかったり恥ずかしかったりするんですけど仮の歯などは入れられないですか、と聞いたのだが食い気味に「無理ですね」と言われたのである。

なので今回の歯医者にも別に尋ねなかったのだが、まさか自然に仮歯を入れてくれるとは…神~~~~

 

都心で通いづらいけど、背に腹は代えられないし、なんかIっさんママの歯医者さんの雰囲気を思い出す感じで、なんか安心できた。とにかく今回の歯医者さんを信じて何とかしてもらおう。

今回は紹介で診察を受けたわけだが、やはり紹介だと丁寧に診てくれたりするのだろうか。まあそれもあるかもしれないけど、今回の歯医者はナチュラルに丁寧という感じした。受付のおばちゃんも衛生士のお姉さんもすごい親切だったしテキパキしていた。

歯医者を出た瞬間にIっさんに電話をかけて御礼を言ったわけだが、感極まって少し泣くなどした。IっさんとIっさんママとIっさんママの大学の友達の人、ありがとう…

 

捨てる神あれば拾う神あり…。何事もあきらめてはいけませんね。

仮とはいえ歯が入ってしゃべりやすくなりました。ほんとありがたい。