とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

与太話の話

作業用のBGMによくラジオやポッドキャストを聴くのだが、最近気に入ってるのは「ゆとりっこたちのたわごと」。アラサーの女子2人がゆるゆる話していてすごい良い。一人で入ったスタバで隣のテーブルの女子2人の会話を聞くともなしに聞いてる感じ。

 

前に強くハマってたコレクターズの「池袋交差点24時」のアラサー女子バージョンという感じ。池袋交差点24時は居酒屋で隣のテーブルのおっさん2人の会話を聞くともなしに聞いてる感じが良かったのだが、なんか最近そのおっさん感が微妙になってきて、というのも話題が全然興味を持てない回とかが続いちゃうとつまんなくなってしまった。昔の特撮の話とか全然わかんないし興味もないし…まあそれを楽しそうに話してるおっさん2人は面白いのだけども。あともうひとつ、池袋交差点24時については、コータローさんと加藤さんの他に謎の第三者のおっさんが割って入るようになっちゃってそれが決定的に聴かなくなった理由。なんか常識的なことを言う第三者のおっさんが乱入することで、コータローさんと加藤さんの間にあった、おっさんだけどアーティストの2人が生み出す良い空気みたいなものを壊してしまって、リアルにおっさん同士の会話になっちゃっててしんどい。

 

という池袋交差点24時の悪口から入ってしまったけど「ゆとりっこたちのたわごと」はそこらへんがちょうどいい。同世代だから話題が近いというか、マッチングアプリの話とか大豆田とわ子の話とか小室哲哉の話とか、明らかに同じ世界を生きてる感じがする。だいたいどうでもいい話なのだがたまに真剣に考察したりとかしてて、それも含めて自分たちの会話そのままって感じ。

 

コロナ禍&赤ん坊育児でほとんど友達にリアルで会えてないから、こういう何でもない会話がほんとに懐かしい。以前ならバンドの練習帰りに飲み屋やモスバーガーで延々と与太話してたけど、「与太話」って本当に贅沢な時間だったなって思う。社会人になって結婚して子供できて、どんどん自由な時間ってなくなってくけど、そのわずかな自由時間をすり合わせて、敢えてどうでもいい話を延々するってかなり贅沢だしほんとに楽しいと思う。オンラインでもいいのだけど、オンラインだと「わざわざオンラインをつないでるしなんか話さなきゃ」みたいな気持ちに少しだけなるのが惜しい。zoomの40分の制限時間が終わるときに、延長しますか?!しませんか?みたいのってなかなか難しいというか、わざわざ延長してまで話すテーマも無いけどもう少しだらだらしてたかったなー、みたいになる。

その点リアルで集まってると、まーもう一杯いいじゃない。みたいな感じが良いよね。

 

というので「ゆとりっこたちのたわごと」、とても良い。無限に与太話しててほしい。

わたしが「ゆとりっこたちのたわごと」を知ったのは「女の園の星」の回を聴いたのがきっかけで、女の園の星について私が魅力に感じてることを余さず表現しておって本当に良かった。ていうかゆとたわの会話が女の園の星に出てきそうな感じすらする。

 

とりあえずゆとたわ聴きながら夕飯の準備をしたりするのが最近のマイブーム。おすすめやよ〜。