とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

選択の話

多様性とかジェンダーフリーとかすごく推してるわりに、ルッキズムがピンとこなかった。ピンとこないというか、容姿で人を選別したり差別したりするのが良いわけないというのはもちろんわかるけど、でも仕方ないとこあるよね…みたいな。美人やイケメンが友達にいたらやっぱり「キレイだな〜」と思っちゃうし。

北欧とかでは人の容姿を話題にすること自体NGみたいな話を聞いて、なんか自分がそこまでできる気がしないと思ったり。

 

で、北欧とかの話を詳しく聞くと、容姿の話題はNGだけど髪型や服装を褒めるのはOKとか。そのルールなんなん?!と思っちゃってまた迷子。髪型や服装はいいのか。顔や体型がダメってこと?メイクはええんか??

 

で、Kぬにその疑問をぶつけてみたところ「選択を褒めるのはOKらしい」と教えてもらってそのルールめっちゃ良いと思った。

 

確かにそれでいくと髪型や服装は自分で選んだものだから話題にしていいよね。

顔の作りや体型とかは自分で選んだものじゃないから話題にしないほうがいいってことか。

体型でも「がんばってめっちゃダイエットしてシュッとした人」とかは例外として褒めていいんかもな。自分が痩せようと選択して実行したわけだからねぇ。相手との関係によるけど、頑張ったねー!みたいのはむしろ嬉しいかもな。

メイクとかも、これも相手との関係によるけど、昨日までと明らかに違うチークとか付けて来た子がいてそれが似合ってたら、チーク変えた?めっちゃカワイイんだけど〜とかは嬉しいし楽しいよね〜。眉毛の形とかも仲良ければ良いかも。マツパー行った?とか。

 

このルールめっちゃ明確で分かりやすい。

育児にも使えるなーと最近思った。イチコが保育園で塗り絵を塗って持って帰ってきて見せられて褒められ待ち、みたいな時に「わー上手だね〜」とかはダメだな〜と思うけどどう褒めたらいいかよくわからんよ、と思っていたけど、「選択を褒める」だとかなりどんどん褒めが出てくるというか。「ここの色いいね〜!なんでこの色にしたの?」とかな。「上手〜」とただ褒める時より「いい色で塗ったね〜」のほうが子どもも「これはね〜ベルが◯◯で△△だからピンクなんだよ〜」みたいな感じでよくしゃべる。意味はよく分からんことが多いが。

 

仕事でも使えるかも〜と思ったことが昨日あった。会社の後輩が「課長がこんなふうに言ってたんですけど」みたいな感じで相談みたいな感じでチャットを送って来てくれたのだが、内容的にはウ〜ンという感じだったが、とりあえず「相談を持ちかけて来た」という選択だよね〜と思って「相談してくれてありがとね〜」と返してみた。こんなこと相談してダメだったかな、とか思わないでほしいもんねぇ。

 

そんな感じでこの「選択を褒める」というのは人間関係の判断の軸になりそうかな〜という気がする。イイやつ得た。