会社の研修で読まないといけない本を読んだけど面白かったので記録!
外資系コンサルの知的生産術/山口周
この人の本おもしろいけど大体タイトルに「外資系コンサルの〜」ってついてて笑っちゃう。
良かったとこら研修で聞かれると思って付箋つけてたら、良かったところ多すぎて付箋足りなくなるくらいだった。中でも響いたところ。
知的生産は「行動の集積」にすぎない。情報収集の成否は「腰の軽さ」で勝負が決まる。「腰が軽い」というのは「まず行ってみる」「まず聞いてみる」といった態度で、取れる情報をどんどん取りに行く行動様式。
→まずやる方式は自分の得意とするところだからこの文章に力づけられた。でプラスで情報収集の時はこういうところに気をつけなさいよ、というのがたくさん書いてあったから折に触れて振り返りたい。
とにかくなんとかする、逆立ちしてでもひねり出してみせる、という気構えを失わない
→なんかこれも意外と泥臭くて良いなって思った。時間がない時に「もうこれでいいや」ってなりがちだけど、なんとか時間をひねり出して、いちばん良いアプローチができるようにしたい。
経営はアートであって自然科学ではない
→これ本筋とは関係ないワードだったのだが響いた。なんか分析結果とかだけで語れないものがある、とか、情報が揃ってからポジション決めようとかしてたらそんな日は来ない、とかそういう文脈で使われていた。でもほんとそうなんだろうなって思う。まずは揃えられるデータをザッと揃えて、その時ベストと思われる手を打ってくしかないんだろうな、って思った。
直感で浮かんだ手が本当に正しい手か、緻密な思考を使って検証する
→なんか自分が、思いついた手の方にワー!といく方だから、検証するというフェーズを少しは持った方がいいね。今回の研修の講師の部長から、「これまでは走りながら考えてくみたいな感じだったかもしれんけどこれからはそれじゃ通用せんから」みたいなこと言ってたし、ある程度検証せないけんのやなーとは思う。
「もっと高い視座」を持ってほしい。ここでいう「もっと高い視座」とは社長の視座さえ突き抜けた「革命家の視座」。この世界を、いまある世界からどのようにしてよくしていくか?その計画を実現するために、自分の会社をどう活用できるか?
→これは常にそうしたいと思いつつできてないこと。うちの会社が儲かるとか得意先がこう言ってるからというのを超えて「社会のためになるのか」みたいな視点は常に持ってたいなと。
想像力とは対象を「自分ごと化」してみるということ
→これもわかる気がする…なんかかしこい人ほど「それは現場にやらせましょう」的な感じで現場のこと考えてくれないような気がしちゃうが、結局世界というのは現場が回してるって思うから、常に現場のこと意識して仕事したいなーと思う。
説得よりも納得を、納得よりも共感を追求する
→これもわかる〜。ある程度データ揃えて、何をしなきゃいけないかを得意先と握りたい時に、説得とかじゃなくて、向こうが「そうだ、自分たちはこれをやらんといけんのだった」と思えるように持っていきたいよね。
→これ耳が痛いよねー。なんか思いつくとソレ〜!って感じでそっち行っちゃう傾向あるから、ほんとにそれしかないんか?みたいなのをある程度考える仕組みほしい。
「問い」を常に持ち続ける。ふとした時に浮かび上がる「問い」をつかまえるように心がける
→最近別でふせんでいろいろ整理する本読んでそれがめっちゃ良いと思ってるのだが、ふせんで整理するのは家でやりたいから、外でなんか思いついたらスマホにメモるようにしてるので、その中に「問い」も入れていきたいかな。
そんな感じでした。面白かった!