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歩き回ってくたくただがすごい満足感…
◇夕ご飯の仕込みをしながらゆとたわ
今日は保育園のお迎えに行ってその足で小児科にニコを連れて行き、中耳炎が治ってるか診てもらう予定。なので夕飯は昼間のうちに仕込んでおきたかったので、朝から豚の角煮をシャトルシェフにぶち込む作業を行った。豚のバラブロックを切ってフライパンでガッと焼いてからシャトルシェフ鍋に放り込んで、ネギと生姜とうずらの卵入れて、酒とみりんとめんつゆで煮込むだけ。ただそれだけで夕飯にはうまうまの角煮が爆誕！あー楽しみ。
豚をぶち込みつつポッドキャストのゆとたわを聴く。なごむわ〜。ポッドキャストでNHKの「ふたりのディスタンス」が話題に上がってて、はしかんと上白石萌音はそんなに興味なかったけど太田光代・光夫婦の回は面白そうだったのでオンデマンドで見てみた。全体的に光代かわいそうだった。。太田もっと優しくしてーー。最近聴いてないけど爆笑問題カーボーイの撮影風景が見られて面白かった！
◇恵比寿
まずは恵比寿の写真美術館へ。写真美術館→鉱物のお店 の予定だったが、往路で欲が出て、写真美術館→国立新美術館→鉱物のお店 に変更した。
写真美術館、事前予約制だけど来れるかどうか分からない(子どもらのどっちかが熱とか出したら終了)から予約はしておらず、お盆とはいえ平日だからたぶん当日行って入れるだろうと踏んでいた。ダメなら帰るだけという気持ち。
果たして恵比寿に到着し、写真美術館へ。当日券全く問題なく買えた。
写真展見て回り、写真撮っていい作品もたくさんあったので気に入ったものは撮った。
ん〜素敵だね！なんか図形的？な写真が好きみたい。
あと写真撮っちゃダメだったから後でググったけど、マリオ・ジャコメッリって人の写真も素敵だった。
ショップにて、好きな写真家ソールライターのポストカードがあったので買った。他の写真家のポストカードもついでに1枚。
歩き疲れたので恵比寿のカフェドクリエで昼ごはん。ドリアとバナナジュースという謎の取り合わせだったけどどっちも美味かったー！
のんびりしてる間に、次に攻める国立新美術館の事前予約をする。12時〜14時の枠で取る。
◇六本木
六本木の美術館なんて初めて来るわ〜と思いながら来たら、昔ジョジョ展の時に来たことあったわ。イチコが生まれたばっかの頃か。
広いし空いている。ジョジョ展の時はコロナ前だったし人がぎゅうぎゅう詰めだったわ。
今回はルートヴィヒ美術館展が目当て。なんかどっかでチラシをもらって、いいな〜と思ったんよなー。どこだっけ？
ルートヴィヒ美術館はドイツの田舎の方にある美術館らしい。ルートヴィヒは地名じゃなく人名らしい。今回の展示はジャンルが決まってるわけじゃなく、ルートヴィヒ美術館にあるもの全部出し！みたいな感じだから、ゾーンごとに雰囲気が全然違くて楽しめた。
ほとんど写真ダメだったけど唯一撮ってOKだったハシビロコウ。
なんなのこれ…。なんかこれは現代アートで、アーティストがネットで拾ったハシビロコウの画像で作品を作って、それを見た我々がまたそのハシビロコウを撮ってネットの海に返すことで作品が完成する、みたいなこと書いておった。何言うちょんや。おもろいからネットの海に返したけど。
あと、写真ダメでネットで画像拾ったけど、「眠る猫」という彫刻がめっちゃ眠る猫でかわいかった。
1番グッと来たのはモーリスルイスというアメリカの画家の「夜明けの柱」という作品！良すぎて大きいサイズのポストカード買ったった。
ただ線を引いてるだけじゃなくて、テレピン油という油に絵の具を混ぜて上から流してるらしい。うまくやらないと隣同士の色が混じるとか言っておった。これ素敵！
他にも素敵な絵がたくさん。
↑の夜明けの柱の次に良いな〜と思った絵がポストカードなくて、ググっても画像が出てこないのだが、ウィレム・デ・クーニングという人の絵だった。同じ作者の別の画像がコレ。
今日私が見た絵が、80歳の時の絵らしい。80歳でこんな絵描くの？！と驚いた。なにしろまず絵がデカい。四畳半くらいある。80歳でこのデカさの絵描こうと思うのがまずすごいわー。解説も「老いてなお制作を楽しむ作者の生き生きとした情熱が伝わってきます」て言っててホンマそれな〜と思った。
全体的に見て今回思ったけど、好きな絵も写真と同じで、抽象的・図形的なのが好きみたい。かつ、色が鮮やかで描き方が力強いとグッと来るみたい。↑の夜明けの柱の人のジャンルを調べると、カラーフィールド・ペインティングというらしい。そういうジャンルがあんのかー。ちょっと深掘りしてみよう！
てか普通に、イチコが描く絵にたまに本気でグッとくるのだが子どもの絵もかなりカラーフィールドペインティングよなー。
はー。いいわー。
絵を観てる時は夢中だったけど観終わると急に足が棒のように感じられ、そこらじゅうに点在しているイスに座って休むこととする。カフェでお茶でも買いたかったが今日はけっこう散財してるのでガマンしてペットボトルのミルクティとする。
ほっこりしたー。
◇新宿
この時点でかなりヘトヘトだったのでもう帰ろうかな…と思い始めた。でも気持ちを奮い立たせて新宿へ向かう。
「東京サイエンス」という鉱物取扱会社のショールームが新宿にあるという情報と、新宿紀伊國屋書店の一階に鉱物のお店があるという情報を別々に得て、それらが実は同じものを指してると分かってひとりでめっちゃ合点がいって嬉しみを感じた。
電車移動中ずっと石の本読んでた。
新宿三丁目駅から紀伊國屋書店への階段をよじのぼり、ついに到着！
石の写真なら撮って良いと言われたので撮りまくる。
文字の上に置くと表面に浮き出てくるテレビ石とか、
鮮やかな緑色の孔雀石、
水晶、
なんだかわかんない針みたいな石、
めっちゃ四角いやつ、
先日わたしが買ったやつと同じ蛍石だけどめっちゃエメラルド感あるやつ、
鮮やかな青いやつ、
キラッキラ光るやつ、
ブロッコリーみたいなやつ、
金色の部分と透明の部分が合わさってるキレイなやつ、
などなど、もーすごい。ぜんぶくれ。
というわけにもいかないので選び抜いた魚眼石というやつを買った。
かわいーー。この上にち〜〜さなランスロットをよじ登らせたい。ランスロットはたむらしげる氏が描くロボットな。
あとなんか買った石をもっとキラキラに撮りたい。研究してみよう。
そしてついに家路につく。たいへん疲れたけど深く満足した1日だった。命の洗濯ー！
ポストカード飾った。
