とかげのたからもの

バンドが趣味の育児中会社員です。音楽鑑賞とジョジョとレミゼラブルが好きです。

しょうもないけどいい話の話

Twitterで見かけた本をメルカリで購入。

 

これが自分の中で大ヒット!全体的にしょうもない雰囲気のマンガなのだが、人にとって大事なモノみたいなところをおさえてる感じがした。ひとつひとつのエピソードがグッと来た。

冒頭のピザポテトの話はネットで読んだことあって、ネットで見たときもすごく良いなと思ってたから、この人の本だったのか!と嬉しく思うなどした。

表紙になってるムードメーカーの話も、この表紙のイメージからは想像つかない意外な展開の話だったのだが、わかるーーこういうことあるんよね、と思った。

 

ピザポテトの話はまだネットにあったからリンク貼っとこ。

 

この本読んで、私の「たまに取り出せる褒め」は何かな〜と考えてみたところ、普通に褒められた記憶もありがたいことにいくつか見つかった。でも今回のってそういう趣旨じゃないんだよなー。褒めた本人は褒めようと思って褒めたわけじゃないみたいなところがミソなのかも。自分で自分のことってあんまり見えないから、相手から見た自分をフィードバックされると新鮮、みたいなことなのかなって。それでいくと、高校まで英語習ってた塾の先生(おばちゃん・チャゲアスファン)を思い出した。高校卒業して進学で引っ越すので挨拶に行って世間話してたら、なんかイヤな環境になっちゃったらみたいな話になり、その流れで不意に「◯◯ちゃんは、イヤだと思う場所にいたら声をあげたりその場所を変えたりする力があると思うから」みたいなこと言われたのだった。えっそうなん?!と思った記憶。なんかこの言葉が妙にストンと落ちて、それ以降なんか人間関係がしっくり来なかったり、なんか業務設計がイマイチだって思ったりするときに「まぁ私はイヤな環境変える力あるしな〜」とサラッと思って行動することができるのだった。たまに取り出せる褒め、すごいよね。他にも無いか探してみよ。

 

オススメ!

2作目の話

先日、推しジャンルの字書きのNむさんのメッセージに背中を押され、生まれて初めて推しの二次創作小説をpixivにアップした旨を書いたのだが、アップしたこと自体で相当満足していた。だがその後、NむさんがTwitterで見つけてくれて、アップした小説の感想を寄せてくれて、本当に嬉しかったのであった。Twitterの画面スクショしちゃった。なんか反応があるって本当に嬉しいよのー。

で何となく、もう一本書いてみたいな〜と思い始め、どんなネタで書こうかな〜と探し始めた。そうなるとハッと「私…室町時代のことも伊賀甲賀忍者のことも何にも知らない!!」みたいなことになって、何となく本を読み始めるところから始まった。

読んだ本はこのあたり。

 

特に「日本中世への招待」はすんごい面白かったなー。室町時代の民衆の風俗が細かく書かれてた。今回のことをきっかけに室町時代に興味持った。戦国時代と鎌倉初期は大河ドラマとかをきっかけにしていろいろ本読んだりしたのである程度知ってるんだが、鎌倉後期〜室町時代のこと全然知らない。足利氏のことを全く知らないことが分かったのでここへんの本読みたいわ。

 

さて、室町時代のことを調べていくつか案が挙がってきた。室町時代までは甘味が貴重だみたいなところから料理の話とか、室町時代から急に飲み会文化が発達したみたいなところから飲み会の話とか考えてみたけど、今回はお盆の話にしよって決めてプロット考えてみた。学園にいた頃のお盆の話から現在に近いところのお盆に時間が飛ぶ、みたいな感じでだんだん決まってくるとテンション上がってくる。そして例の如く「エッチな雰囲気にならない」という点で苦労するなどする。最近、大学時代の写真部同期女子のLINEトークルームがオタクの懺悔室と化しているのをいいことにその旨相談するも解決策は得られず。ちなみにオタクの懺悔室、最近パワーワードが止まらなくてウケる。例えば「エッチな雰囲気とエロは似て異なるもの」「二次元は腐ると地雷」「オタク同士を急に近づけるのは危険」「空気になりたいタイプのオタク」「同じ映画は5回くらいまでは数えられるけど、そのあとよくわからなくなる」「正気に戻ると手が止まるから、永遠に正気を失うしかないんだ!」「そんなオタクに私もなりたい」というような感じ。

 

さてなんとか自分の納得するレベルのエッチな雰囲気を醸し出すことに成功し、全体の文字数をカウントしてみたら17917文字。これはけっこう長いよ…無駄なところが多すぎるのだろうと思って削ろうとしてみたのだが、ちょいちょい削れるもののガッツリは削らず。なんか今回ちょっとだけ思ったのが、なんか群像劇みたいの好きだなーみたいな。メインの二人の周囲の人々の心理描写とかも入れるとどんどん伸びちゃうんだよなー。今回で言うとA先生。次回以降の課題としよう。

 

金曜深夜が仕事の打ち合わせになっちゃったのでそれが終わってからまた推敲作業してたがもう眠くて死にそうになる。一度などうっかり寝ぼけてスマホのデリートキーを長押ししちゃってて四行くらい消えてて書き直したりして、ロクなことないから寝た。

で土曜の昼、イチコのお絵描き教室の付き添いしなきゃいけないのだがその1時間で完成とした。アップロードしてみたら、NむさんがすぐイイネつけてくれてTwitterで感想までくれた。また感動しちゃってスクショ撮るなどする。

 

人生にこういうのも必要だよね!だが自分がどこに進んで行こうとしているのかが分からなくてウケる。

ストッキングに見えるタイツの話

冬の通勤の足元って難しいなーと思っておる。素足やストッキングは厳しいなーと思いつつ、黒タイツを履いてパンプスはちょっと違うなーとか思っちゃって「ズボンの下にヒートテック+靴下+サイドゴアブーツ」「ズボンの下にヒートテック+膝までのストッキング+パンプス(寒い)」「マキシスカート+黒タイツ+黒スニーカー」みたいなパターンしかなかった。


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「あったかいストッキングは無いのか」という根源的疑問に立ち戻り、Amazonでいくつか購入してみたのでレビューしてみたいと思う。

 

ORTCI 裏起毛ストッキング(220g)

まずはこちら。3段階あって、320g・220g・85gから選べる。上2つが裏起毛らしいということでとりあえず220gを試す。届いた時にストッキングとはとても思わないほどの厚み。めちゃくちゃ裏起毛でめちゃくちゃぬくい。でも明らかに足首太くなる。あと色味がアニメの肌色。でも例えばズボンとスニーカーの間に素足っぽいものがチラッと見える、みたいな感じであればそんなに太さも色も分かんないと思うから良いと思った。あと足を入れるところだけ裏起毛がなくてパンプスも履けるようになってる。先日昼から大雪降った日に着用していても全然寒くなかったから本当にぬくいんだと思う。ていうか220gでこんなに分厚くてぬくぬくだったら320gなんてどうなっちゃうのぉー?!ウエストはちょっときつかったから少し下げて腰骨のところで履いた。

 

ORTCI 裏起毛ストッキング(85g)

同じメーカーの1番下のやつも買ってみた。今履いてる。これは裏起毛とかではなく、すごく分厚いストッキングという感じ。でもやっぱりストッキングよりはよっぽどぬくい!普通にいつも履いてる黒タイツくらいはぬくい。今日は最高気温14度とかで外出もあったので外をうろちょろしたのだが、全然寒くなかった。今日はサイドゴアブーツを履いたけど、これならパンプスもいけそう!これはリピートもアリだなと。

 

神戸レタス 裏起毛ハイソックス

膝丈の裏起毛ストッキング。下がってきそうだったのもあり、ズボンの下にフルレングスのヒートテックスパッツを履いてその上からこれを履いてみた。下がらなかったしあったかかった。ちなみに履いた感じのビフォーアフターがあったからコレ。


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やっぱけっこう太くはなるよね。これはORTCIの220gもほぼ同じ印象。なんか物理的にも太くなるし、色が白っぽくて陰影がなくなってぬぼーっと見えて、より太く見える感ある。

あと、神戸レタスのは足先まで裏起毛なので普段のパンプスはきつくて履けないのと、足首が設計されてないから足首にシワができるのが致命的。

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ORTCIの220gも同じような厚さなのに、ここにシワできなかったような気がする…。

 

砂山靴下 ストッキングソックス

厚みとしてはORTCIの85gと同じくらい。かかとやつま先が補強されてて歩きやすい印象。でも補強されている部分の色が肌色じゃなく茶色なので、私がこの日履いたパンプスがたまたま履き口が深いタイプのパンプスだったため、ちょっぴり茶色部分がコンニチハしちゃってた。

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前にずらしたら目立たなくなったのでそのまま行ったけど。このパンプスじゃなければいけそー。ローファーとかなら全然問題ないし。この日もスパッツの上から履いてたから下がりやすいかどーかわからんけどけっこうピタッとしてるから下がらないと思われ。

 

 

というわけで、神戸レタスのはもう履かないとは思うけど、他の3つはそれなりに気に入ってる。足首が肌色だと抜け感が出ていいよねって自分では思ってる。オススメ!!

発表会の話2024

去年の今頃、保育園の発表会にて、ニコは平然としていたけどイチコが豆腐メンタルぶりを発揮して大泣きしちゃってこっちまで謎のメンタル被害を受けたという事件があり。今年はどうなるかな〜と楽しみ半分恐怖半分という心持ちだった。先生たちも「…今年はいけると思いますよ〜…」とか小声で言ってくれてたりして、どうなることやらと思っておった。

 

そしたら!今年はほんとすごかった!

まずはニコ。去年はなんかイスが並べてあって子どもらがよちよち出てきてイスに座って「はい上手に座れました〜!拍手〜!」みたいなレベルでも保護者のバイブス上げ上げだったわけだが、今年はなんか衣装着て出てきて、なんか踊ってる〜!

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マジかよ〜〜。これめっちゃ衣装かわいいけどマンボウらしい。マンボウかぁ…マンボウみ無い〜。あと歌も歌ってた。ありんこが頭ごっつんこするやつ。クビをうんうんやってリズム取ってた。エモい〜〜〜。あと楽器もやってたけど楽器の定義とは?って感じでわろちゃった。先生が弾くピアノに合わせて(合わせて?)各々が好き勝手に打楽器をぽんぽこやってるだけでウケる。ピアノがいったんやむと「おわりかな?」って感じでみんな勝手にやめちゃおうとするし、またピアノが始まったら「まだだった!」って感じでまたぽんぽこぽんぽこ…。ニコはカスタネットで「うん・たん・うん・たん」って感じで自分なりのリズム刻んでた。それを見た旦那が親バカ大爆発させて「ニコちゃんリズム感ある!ピアノとリズム合ってたよね!」と確信を持ってしゃべっていてわろた。2番は裏拍になってましたけどねぇ。まあでもほんと、楽しそうにやっててほんとよかった。

あとなんか一人ひとり呼ばれて先生にインタビューされる、というやつもあって、うちの内弁慶ニコ様がどんな受け答えをするのかドキドキしたのだが、訊かれた氏名・好きな色・今日の服の柄など、私が認識しているニコの知能レベルを凌駕した受け答えで衝撃。しまいには最後に好きな食べ物を聞かれてブロッコリーです🥦」とホラまで吹く余裕ぶり。あの人がブロッコリー食べてるとこ見たことないんですけど〜。その夜ブロッコリー茹でてあげたら「ニコちゃんブロッコリーにんじんネェ〜?」とか意味わからんこと言いながらめっちゃ食べていた。にんじんどっから出てきた。ブロッコリーほんまに好きなんか???

 

そしてイチコ。去年の反省を活かして旦那が当日の段取りを噛んで含めるように何度も説明したところ「もう〜分かってるヨォ〜〜」みたいな余裕発言。

そして当日幕が開くとそこには子豚ちゃんの歌を踊るイチコ様の尊いお姿が…。
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これ尻のところに豚の尻尾ついてて激かわだった。短い髪にバレッタまで付けてくれて…。5歳になってもうずいぶんでっかくなったと思っていたけど、こうして他の子と並んでステージに立っているとまだまだちんまりしていて、それがなんだか一生懸命踊っているのを見たら私は涙が止まらなくなってしまったのでした。去年の何もできなかったイチコの映像もフラッシュバックするなどして鼻水出るほど泣いたのであった。

いったんペース掴んでしまうとあとは優等生イチコの本領発揮というか、危なげなく歌とか楽器とかそつなくこなしてた。なんかでも「ことば探し」みたいな出し物で「こ」から始まる言葉を言うみたいなシーンで一度沈黙になっちゃってハラハラしたのはあったな。でも「………………コマ!」と言えて無事乗り切ってた。ハラハラさせやがる。

 

という感じで今年の発表会は無事乗り切れたのでありました。先生方ありがとう〜〜

よかった探しの話

なんかバイオリズムの関係なのか毎月この時期いつも厭世的になる。仕事もなんだかムラが出るというかいつもムラあるんだけど、よりマダラボケみたいになる。良からず〜。でもまー仕方ないので最近のお気に入りとか良かったものとかを思い出して記載しておく。

 

GODIVAのチョコレートドリンク

先日家族でららぽーとに行ったらGODIVAの店舗があって、どーにも美味しそうに見えて購入。普通のチョコレートのやつとチョコ&イチゴのやつと、その他イチゴのみのやつとか白いやつとかいろいろあったのだが「チョコ&イチゴ」を選択。

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結果としてめちゃくちゃ美味しかった!!驚きの美味しさ。あと私の好みに合っていた。また飲みたいな。

 

◆無印のりんごフィナンシェ

無印でいま最高に好きな食べ物。
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とにかく美味しい!クリームがフワッとして果肉がプルッとしてフィナンシェがしっとり。店舗によっては無いところもあるみたい。あったら絶対買ってる。

 

◆MBTI久しぶりにやった

本部の飲み会で話題に上がっておったので久々にやった。

MBTI

前と変わらず運動家だった。
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なんかいろいろ書いてあって、当たってるかとかは自分では分からんところもあるが、こうありたいなぁ〜これだったら頑張ったらなれるかも?みたいな感じがあっていいよね。勇気づけられる感じ!

 

イッセイミヤケのロードゥイッセイ

前から好きな香水だけど持ってなかった。そしてなんかパッと買った。
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なんとも良い匂いよの〜〜。重たくなくてよき。冬っぽい香りとかではないけどとりあえず年中これでもOK牧場OK牧場ってこの前会社で言ったらIとうさんに真顔で「死語やぞ」と言われた。死語か〜。

 

地球の歩き方「ディズニーの世界」

本屋でイチコが欲しがった本がありワタシ的にもいたく興味を持ったので購入。
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ディズニーの各映画でどんな場所を取材してどんなコンセプトに落とし込んでいったかみたいなことが書いてある。おもしろい!!イチコが読んで〜と言うのでキャプションをそのまま読んだら、普通に大人向けだから退屈してむくれていた。噛み砕かないとダメだったね。

 

ちふれ ブラウン系リップ 750

雑誌で見たこの人の雰囲気がすご〜く好きで、この感じ良いな〜真似したいな〜と思った。
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特にこのリップ!カッコいいよのーー。リップがこれで服や髪が無造作系というのがたまらん。普段はくちびるが弱いというのもあって、口紅塗らないか、塗るとしても肌に優しいやつ=そんなにパキッと色づかないやつを塗ってるけど、試しにパキッとしたやつを買ってみた。

ちふれ 口紅(詰替用) 750ブラウン系

ちふれ〜〜。350円。安っ!レビューとか見てみると、色味も発色もいいけどまあ普通に落ちる みたいな評判だった。今どきはティントとか被膜系とか、全然落ちない口紅もあるみたいねー。ちふれでなんかいけそーだったら、落ちない系の買ってみたいな。フー!


◆ノーマンザスノーマン

子どもたち連れてママ友とプラネタリウムに行った際にかかってたのがこちらの動画。
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なんかクレイアニメ系の動画で、なんともほっこりした素敵な動画。冬のプラネタリウムで観たいのはまさにこういう動画なんだよなーって感じ。子どもたちも意外と退屈せず観てた。

 

◆筋トレ

冷え性解消が今年のテーマのひとつなので、筋トレをしようと思い至った。あとなんか生理前だからなのか、ダラダラ何か食べたがる傾向あり。そのせいなのかなんか腹まわりに肉が…。

筋トレいろいろやりたいけど結局YouTubeを開くのすら面倒になるのは目に見えてるので、やっぱりスクワットにした。以前スクワットチャレンジで強い達成感を得た思い出もあるので前向きな気持ち。スクワットチャレンジの時は25ずつ増やしてくルールだったので最後の方はほんと大変だったのだが今回は1日50回とした。余裕あれば朝も夜も50回ずつみたいな。この前風呂の前にやるつもりが忘れてて服脱いじゃって全裸でスクワットやってたら旦那に「なんなの本当にww」みたいにしてつっこまれた。仕方ないよのー。

あとテレワークの日は足元にフットフィットがあるからそれもやってる。あと水飲んでる。

 

 

 

そんな感じかなー。こうして振り返ると好きなものに囲まれてるね。

強い女子の歌の話

なんか、ミュージカルとかで名曲と言われる女性の歌って、まあだいたいヒロインの歌か、もしくは悪役の歌なんよなー。そのどっちでもない女、被害者でもなく加害者でもなく恋愛対象としてでもない女の歌ってないんかと思って私の知る限りで集めてみた。

 

America / WEST SIDE STORY

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まずはコレよね〜。1961年版と2021年版をうまく融合してくれてる動画があるからそれとした。編集なかなか上手!!旧版と新版でテンポ違うとこがあるのにうまいことつなげてくれてるし、良いシーンを逃さず拾ってくれてる。メインで歌い踊ってるアニタという役がもう最高よね。アニタだってアメリカに対していろいろ言いたいことあるしイヤな目にもたくさん遭ってるんだけど、文句言ってても仕方ないから前を向いて生きてんだよねぇ。強い女子って感じ。旧版も新版もそれぞれ良さがある!

 

carnival dei barrio / in the hights

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最近観たばっかだけどインザハイツから。真夏の停電でバテまくってる街の人たちを、美容師のおばちゃん3人組が励ましてちょっとしたカーニバルになっていく。自分たちの美しい旗に魂を宿らせろ、みたいなところもかっこよい。でも若い子は最初はちょっと冷めた感じで入ってくるんよね。名前忘れたけどウスナビが想いを寄せるあの子と、ウスナビが面倒見てるいとこのソニーが「We'er powerless(オレたちは無力だ)」って歌うところ、みんな本当は分かってるんよな。おばちゃんたちも。でもなんとか生きてるし、この歌の中では描写されてるわけではないが、ニーナの父親はニーナを大学に行かせたし、ウスナビはソニーアメリカの永住権を取らせようとしてるし、おばちゃんたちはあの女子の保証人になって都会で暮らせるように手助けするっていう。ここへん、ウエストサイドストーリーの新版で、シャークスのベルナルドが自分の稼ぎで舎弟のチノを学校に行かせて技術を身に付けさせようとしてた描写に通じるものがあるよねー。よき。

あと途中で、街でウワサのカップルを冷やかすゾーンがあるのもおばちゃんあるあるで良き。女子2人がまんざらでもないながら「もーやめろ!」ってなってるのがカワヨー。女子の歌というよりみんなの歌だけど、おばちゃん起点なのが良いよね。ダンスも歌もパワフルでかっこいい!

 

THIS IS ME / GREATEST SHOWMAN(リハーサル)

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映画のワンシーンの動画も別でYouTubeにあるのだが、リハーサルの映像があって、こちらのほうがより一層音楽の力や言葉の力を感じられて、観るたびにちょっと泣いちゃう。このメインの女性は劇中ではちょっと被害者の立場から始まるけど、この歌でようやく自分の意志をもって歌い始めた感じがある。良い歌よのー。ヒュージャックマンの男気が伝わってくるシーンも良き。

 

THINK / BLUES BROTHERS

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「バンドやるから店出てく」と言う夫にキレまくる嫁役のアレサフランクリンが歌いまくる歌。ある意味被害者っぽいけどこの人のバイタリティあれば旦那いなくても全然店回るだろーなと思わせる力強さ。コーラスの女子3人組だけでなく、ブルースブラザーズや店員や店の客が普通に巻き込まれて歌ったり踊ったりしてるのがほんとウケる。アレサフランクリンが歌うますぎる!ホントかっこいいよね。一時期ジーユーのCMにサビの「freedom!freedom!」ってとこだけ使われてて、あたかも自由を礼賛する歌みたいだったけど「自由自由ってどの口が言ってんだバカタレ!!」みたいな意味合いだからチューイ。

 

All That Jazz / CHICAGO

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ちょっと毛色が違うけど、強そーな女って感じでよき。映画の冒頭を飾るにふさわしいパワフォーな1曲。キャサリンゼタジョーンズがカッコいいよのー。自分の夫&自分の夫と不倫した妹をぶっ殺した後のステージって設定もまたつよつよよな〜。終盤でキャサリンを捕まえに刑事たちが入ってくるのを目視しつつも「旦那なんかいないわ!こういう人生大正解!」みたいなことめっちゃいい笑顔で歌ってるとこがあって良き。

 

このくらいかなぁ。他にもあったらぜひ知りたい!

令和の飲み会の話

先週に本部の飲み会があり参加。一次会は会社の食堂にて、仕出しの料理や瓶ビールを摂取しつつ、幹事が準備してくれたクイズとかで盛り上がり、割とあっさり散会。そのまま仕事に戻る人もちらほらいたけど帰る人も多く、二次会とか無いのかな〜と思いつつ帰路につきかけてたら、会社の下のコンビニの前で本部のおじさんが待っており「これから幹事の慰労会やるけど、来ない?」と誘ってくれたのでめっちゃ行くこととする。その後も通りかかる同じ本部の人をナンパし結局8人くらいで二次会へ。

 

安い中華の店で餃子パーティ。楽しく飲んでいたけど、後半ほろ酔いになってきたおじさん社員Tさんが私に「◯◯さんは女子力足りないんじゃないのぉ〜?」みたいないじりをしてきた。このTさんは普段とても良い人だし、こっちもおばさんになってきてこういういじり全然なんとも思わないので「なんならTさんの方が女子力高そうでウケる〜」みたいな適当な返しをしておった。そしたら私とTさんの間にいた20代半ばの女子がわりと普通のテンションで「この話やめましょー。誰も幸せにならないし」と言って、別の20代男子が「じゃあボクの家によく来る猫の話していーすか?」と90度くらい話題を変えたのだった。すごいな!!!令和っぽかった。すごく良いな〜。いまの若者見習わないといかんなーと思った。

この後もTさん、昔の武勇伝などをちょいちょい語って場を微妙な雰囲気にしておった。

 

ここで思い出されるのが高田純次の格言。

「説教」、「自慢話」、「思い出話」、

この3つを抑えていかないと自分は伸びない。

久しぶりにそういうシーンを目の当たりにして、高田純次の偉大さを改めて知るのであった。そして思い出してみると、Tさんは自分より歳上の人(うちの課のレジェンド)が帰るまでは女子力の話も武勇伝の話もしておらんかったんよなー。自分が1番上の立場になるとやっぱ説教・自慢話・思い出話モードになっちゃうのかねぇ…ほんと気をつけないとならんよな。

 

もうひとつ思い出すのは最近Twitterにて良いなと思ったやつ。

深爪 @fukazume_taro

私はどこに出しても恥ずかしくない中年なんだが、もうこの歳になると「己の存在自体が威圧」だと思ってるので、ヤングに対してはそれを踏まえた言動を心がけてる。

「余計な冗談を言わない」(気を遣わせるから)

「余計な謙遜をしない」(気を遣わせるから)

「要求ではなく提案の形にする」(気を遣わせるから)

「常に笑顔で接する」(気を遣わせるから)

「定時でさっさと上がる」(気を遣わせるから)

「有給をばんばん消化する」(気を遣わせるから)

ていうか、どんなにこのような言動を心掛けていても"気を遣われてしまう存在”であることに変わりはない、を噛みしめながら生きてる。

というやつ。特に「余計な冗談を言わない」「余計な謙遜をしない」が刺さるなー。謙遜についてはホントに100%同意。でも冗談のほうは難しいなー。最近息を吸って吐くみたいにしてしょうもない冗談が口をついて出てくる。でそんな自分が嫌いじゃない。だからどっちかっていうと「しょうもない冗談ばっか言う人」認定してもらった方がいいパターンかもなーと思った。

 

そういえば一次会のゲーム、ある質問に対する答えを見て回答者が本部の中の誰だか当てるというなかなか面白いゲームだったのだが、「無人島に本部の人を1人連れて行くなら誰?」という質問があって、8人の回答者のうち2人が私の名前挙げてくれててわろた。「なんか無責任にポジティブに励ましてくれそう」みたいな理由だったのもわろた。ちなみに4人の人が本部のSいくささんというおとなしい理系男子を挙げてて、理由が「頼りになりそう」とかの中に「自分の食べ物も分けてくれそう」とかがあって犠牲にさせられててわろちゃった。

 

というわけで、最近「細かいことは気にしない、元気で明るい小洒落たおばさん」を目指してたのだがそこに「若者に迷惑をかけない」も追加しようと思いました。いろいろあって大変!!!